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空に住む飛行機(姫野カオルコ)


解説によれば,自伝的小説。

窮屈に育った一人の女が,オリから,あるいは籠から抜け出す物語。

耐え難い父親,そして母親。
自分の育った環境も,どちらかといえば,躾の厳しい家だとは思うけど,それでもどんなにか自由で伸びやかな環境で育ったことかと感動するほどに。
いびつで,ゆがんだ環境。
彼女が,ここまで,それでも壊れずに育ったこと自体がすごい。と,思うほどに。

クリスマスイブを過ぎた女が...(P.56)という記述。
そういえば,そんな言い方してた時代もあったなぁ,という感じ。
今は大晦日とも言わないしね。
言ったらセクハラだけど。
時代を感じさせる台詞。

バカげた男と,恋に盲目になり,そしてそこから抜け出した後の描写がリアル。

☆☆☆

以下,抜き書き。

P.79
モテそうな人だと思ったからそう言っただけよ。無愛想で図々しいから」

P.129
かわい子ちゃんという古めかしい言い回しが彼女のおおらかな人柄をにじませていた。

P.204
理加子はいやだったのだ。
意志があって大学に行かなかったのではなく,なんとなく予備校に行って,なんとなくやめてしまう,そのことが。
アレルギーや体調のよるものではなく,幼児の食生活のままにセロリとパセリを食べないそのことが。
理加子の写真を理加子にではなく小林に頼んで入手する。そのことが。
いやだったのだ。
理加子はいやだったのだ。だが,自分がいやだと思ったことに目をつぶったのだ。

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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