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黒と茶の幻想

本当にこの人は...
好き。つか,すごい。

「三月は...」つながりの。

4人の男女。
過去。
謎。
屋久島。
青春。


☆☆☆☆





以下,抜き書き付き感想。

P不明。

「自分に不自由をさせている人を憎む」
たしかに。


利枝子
-愛していない者は説明しない。

蒔生
-...なぜあの表情にヒヤリとさせられるのだろう。化粧をする女の鏡の中の顔は,戦場に出る前の兵士のようだ。弾を込め,油を差し,部品の間の埃を払う。仕事をする前に道具箱を点検する職人といってもいい。すぐに使えるか。ちゃんと動くか。きちんと磨いてあるか。彼女たちは隈なくシビアにチェックする。
 俺は,女が鏡から離れる瞬間の表情が恐ろしかった。彼女たちが鏡の中の自分に一瞥をくれ,自分に別れを告げる瞬間が。
 その瞬間,彼女たちは皆,鏡の中の女を憎んでいるように見えるのだ。あの憎悪を込めた一瞥を見る度に,いつも心のどこかが冷たくなる。

節子
-優秀な女性はたくさんいるし,少しずつ社会が変化してきているとはいえ,会社の中でも男の子たちに「混ぜて」もらっているという感覚は今でも消えない。

-ほんの少し前までは,みんなゆったりした表情で歩いていたのに,今は誰もが取り残されまいと必死に走っている。年寄りも子供も,全速力で走らされている。走れない者はただ無言で倒れていくしかないのだ。

-手紙はスナップ写真のようだ。そのときそのときの状態を記録している。個人的な妄想をパッケージしたものであると同時に,タイムカプセルのようにある個人の一時期を保存しているのだ。そう考えると,やはり捨てられないのである。
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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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