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季節風 夏(重松清)

超久しぶりの重松さん。
一時期めちゃくちゃ読んでいたのに、なぜか足が遠ざかってた。
けれど、やはり鉄板クオリティだった。
っていうか、鉄板だから足が遠のいたかな。
少し、道徳的すぎるというか。そこが良さなんだけど、そこが重さでもあり。

「あじさい、揺れて」
なんだか嫁に反発だった。
結婚して、幼い子がいて、そんなにすぐ再婚できるんか。って。
だけど、だからこそかな、とも思うし、夫の身内にそこまで思い入れないよな、確かに。とも思う。
夫の家族は、孫に息子を見るから、思い入れは強いし。
かみ合わない。

私はたぶん、気性が姉貴寄りだから。
こんなふうにいつも誰かに助けられて生きる人に対して、たぶん、ちょっとそれだけで苛立ってしまうのかもしれない。

だけど、きっとこれが一番妥当な関わりだとも思う。


「ささのは さらさら」はミチコの気持ちで、すごく心がキューってなった。
そして私はきっとこんなふうには受け入れられないかも。
十分に大人の今でも。
いや、やっぱり時間をかけて、相手を知れば、母の幸せを願えるのかな。


「僕たちのミシシッピ・リバー」
泣くかと思った@通勤電車。だった。
転校なんかしたくない。絶対したくない。
っていうあの気持ちを、思い出して。
近頃は、本当に過保護で、子供が幼稚園でも小学校であたりまえに単身赴任っていうおうちが増えて、時々無性に腹が立つ。
その一方で、きっとそれをすごく羨んでいる気もする。
だけど、でもやっぱり家族で暮らせたことはいいことだったと思うし、どこに住んでも案外やっていけるし、人生リセットできて便利だと思うところもある。
帰属意識は薄いし、幼なじみとかいないし、同窓会とかも縁がないけど。
今となっては、そういうしがらみがないのもいいな、と思ったりもするし。
結局得たものも失ったものもある。
彼らの友情も、今はキラキラだけど、だんだんと、大切な思い出になってしまうんだろう。
だけど、逆にその「離れたくない」という強い気持ちを経て、知ることもある。


一番好きだったのはたぶん「べっぴんさん」。
おばあちゃんはいつも待っててくれてる。
見ててくれてる。
親とは違って、無条件に愛してくれてる。....かどうかは別だけど。
でもなんていうか、そう。
大人になって忙しさにかまけて足が遠のいて、そしてある日、後悔する。
あの時、どうして顔を出さなかったんだろう。どうしてもっと優しい言葉をかけられなかったんだろう。ただそばにいるだけで良かったのに。って。



良い短編集だった。
でもまたしばらく重松さんはいいかな(笑)


☆☆☆☆





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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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