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不連続の世界(恩田陸)

「月の裏側」の続編じゃない続編らしい。
「月の裏側」も読んだと思うんだけどなー。記録がない。

ハイパー大和撫子っていう表現が素敵だった。
新しい時代の大和撫子。
上と外のニコっぽいな。って思った。


全体にちょっと不思議で、だけど、現実的で、ちょっとトリビア的な事象の説明みたいのがあって、謎解きもあって面白い。
とがったところがなく、ゆるゆると、時間が流れていく感じ。

あとがきに、「私は情緒不安定で小心な上に、不器用でたいへんな怠け者である。そういう自覚があるだけに、子供の頃からいつも「強い人」になりたいと願っていた。
中略
最近は、まだ「強い人になりたい」と思ってはいるものの、「やっぱり私には無理かも」という気弱な諦観を感じている。」
とあって。
あー、みんな一緒なんだなー。って思った。
いや、みんなは大げさだけど。
あー、わかるわーって。
私も基本性格は恩田さんに近いし、「強い人」に憧れるけど、頑張っているけど、でも無理かも。というより、無理なんだろうな。ナチュラルにそういう素質を持った人とは決定的に違うな。って思っているので。
淋しい気もするし、だけどそういう自分を受け入れて、いいところをさらにのばすように頑張ろう。と思う今日この頃。

...感想じゃないし。


☆☆☆☆


以下、抜き書き。

P.45
子供って、世界がどういうものか手掛かりを欲しがっているわけ。自分の住む世界を感じたい。世界を俯瞰したい。つまり、それは自分を客観ししようとする試みの始まりなんだって。


P.57
流れの中にいる時は、流れの速さが分からない。ロバートには、流れの速さが見えているのだろう。確かに世間の浮き足立ったせわしなさ、どこまでも天井知らずでみんなが舞い上がっていくような気配は感じていた。東京の景観はすさまじい勢いで変わりつつあった。日に日に女性は顔が変わってゆき、着るものが露悪的になってゆく。先日、ジャンヌたちと銀座を歩いたときも、着ているものから玄人と素人を見分けるのが難しくなっていることに気付いた。顔のない誰かが大きく舵を切り、どこかへ向かいつつある、どこかへ脇目もふらず走っていく街。その目的地は誰も知らない。


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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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