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赤い長靴(江國香織)

結婚、怖い...

って、既婚の今だから余計怖い。
だってリアルなんだもん。

独身の頃なら、私は違うもーんって思えたかもしれないけど。

結婚って、(一応)恋の続きだったはずなのに、違うんだわさー。
生活なの。家族なの。
しかも、別々の人生を30年も歩んだあととかどんだけ罰ゲーム!っていう。

新鮮に驚けるし、あきらめも出てくるし、不在の怖さと、一緒の時のなんか違う感。

私たちと彼らは全然違うけど、でもすごーくわかる。

一人で簡潔していた頃の自分を浸食される感じ。
本当の自由は、当面持ち得ない感じ。
私の一部になってくるくせに、絶対に相容れない部分がある。

この不安定さ。

怖い怖い、結婚怖い。


☆☆☆☆


以下、抜き書き



P.77
三人は、集まっても自分の配偶者の話はしない。どういうわけか、三人とも暗黙のうちに、そんなものはいないという顔をするのだ。


P.119
ちゃんと返事をしてほしいの。寝そべらないで、起き上がってほしいの。何か話してほしいの。どうして不機嫌そうにしているの?どうして鞄を乱暴に投げるの?どうして私と暮らそうと思ったの?

日和子が「ほんとうのこと」に取り憑かれた最初の日々。


P.211
しょう三以外は全部怖い。その考えは、日和子を心底驚愕させた。驚愕させたが、事実だと思えた。一体いつからそんなことになったのだろう。みんな、私の人生を構成する、大切な人々だったはずなのに。


P.247
日和子はモーツァルトが好きだ。聞いていると、ついハミングがでる。つよくあかるく、つよくあかるく。音楽は、とどめておけないところが素敵なのだと日和子は思う。音が次々に現れて、次々に消えていく。つよくあかるく、つよくあかるく。
ワイシャツ、Tシャツ、パジャマ、ハンカチ。ハミングをしながらアイロンをかけているうちに、日和子は愉快な気持ちになった。自分がいまここにいること、それを選んでいること。いつでもやめることができる。そんなふうに思える。のびのびした、自由な気持ち。恐れるものが、何一つないみたいな。
「とどめておけない」
声にだして言ってみる。人の生命も、情熱的な色恋も。



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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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