読書記憶+

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
08


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

終末のフール(伊坂幸太郎)

隕石によって地球が終わる、あるいは人間が終わる日まであと3年。
そこで生きる人々の物語。
人はいつか死ぬ。
だけど、いつ死ぬかは、誰も知らない。
死ぬことは同じなのに、死ぬ日がわかっていると、なぜ生き方が変わってしまうんだろう。
暴力や盗みや、そういう浅ましい感じ。
一方、淡々と日常を続ける人たちがいる。
変わらない日々。
終わる日がわかっていても、なぜか生産者は存在するし、なぜか流通も死にたえたりはしない。
けど、ちゃっかりマスコミは終わっているあたりが...(爆)

一番笑ったのは、「演劇のオール」のラストシーン。
主人公が影響を受けた、浮世離れした俳優は、世界が終わると決まって5年も経っているのに「え?マジで?小惑星」と仰った。
いやー、スバラシイ!

後は、わりとしみじみする話が多い。
多いんだけど、それでも「惑星が近くで見られる」ことに興奮する天文マニアの人とかもいるし、これで子供を残して死ぬ必要がなくなったと、喜ぶ親もいるし、そんな中で授からないと思っていた子を授かってしまって、「...」と悩んでしまう夫婦もいるし。
でも、狂乱の日々を生き延びただけあって、どの人達もある種の仙人みたいな感じで、だけどそれが超人的というわけでもなく、いや、別に自分の死ぬ日を知らなくてもこの人達はこんな風にわりとシンプルに生きていたのかもしれないな、と思う。

人間が終わる日がわかったら、私、どうしようかなー。
家族でも、友達でもなんでもいいけど、好きな人と、のんびり暮らしたいなぁ。
畑とか耕して、食べるもの用意して、星を見たり、雪かきをしたりしながら、ほんとに終わるのかねー、とか言いながら。そんなふうに終わりたいなぁ。
「あのドラマの最終回は見たかったなー」とか言いながら。

☆☆☆☆


関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


Comments

Leave a Comment


Body

プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


ブログ内検索
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
 
読書メーター
きよさんの読書メーターきよの最近読んだ本
 
 
FC2カウンター
 
 
 
 
月別アーカイブ
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。