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春のオルガン(湯本香樹実)

春のオルガン (新潮文庫)春のオルガン (新潮文庫)
(2008/06/30)
湯本 香樹実

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やられた~....
電車の中で、鼻をぐずぐず言わせて読む羽目になった...

はじめは、いつもの感じで、なんていうか児童文学的で、不安感はあっても、どこかのんびりほっこりした雰囲気に、さらーっと読んでいたのだけど。
最後の50ページくらいはもう、ぐあーっと。ぶあーっと。
たたみかけるように。
苛立ちと不安とそういうのに胸が痛くて。
胸がぎゅーって、絞られた。

あの頃の、必死で、弱音ひとつ吐かずに、大人に同情されたりしないように、自分を貫く(って大げさだけど)ことに懸命だったそういうのを思い出して。
今みたいに、それなりに上手に折り合いをつけることを知らない、一種の潔癖主義な時代を思い出して。
どうして、あの頃は、あんなにまっすぐに、きりりとしていたんだろう。っていうか、きりりとしていたかったんだろう。
なんか急に時間が巻き戻ったみたいに、忘れてたようなことまで蘇ってきて、大変だった。
家だったら、号泣級。



☆☆☆☆☆

以下、抜き書き

P.207
時間にして、それはいったいどのくらいだったのだろう。私は叫び続けた。叫びが私の体をいっぱいにして、やがてすべてを絞りあげてしまうまで。

P.214
小さい頃、しょっちゅう癇癪をおこして泣いてる私に、おばあちゃんは言った。「トモミはえらいよ。おなかの中にあることを、真っ正直に、ぜーんぶしゃべろうとするんだからね。だけどそれは、なかなかむずかしいことなんだよ」って。そのときは、あんまり意味がわからなくて、ずっと忘れていた。だけどあんなこと言ってくれたのは、おばあちゃんだけだったな...


P.217
「どうしようもないかもしれないことのために戦うのが、勇気ってもんでしょ」と言った。

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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