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グラスホッパー(伊坂幸太郎)

グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)グラスホッパー (角川文庫 い 59-1)
(2007/06)
伊坂 幸太郎

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このところ、集中力がなくて。
コレの前に読んでいた「好きよ」もそうだけど、ほんとはもっと面白く読めるはずなんだがなぁ...と、もったいなく思ったりもするが、このくらいおもしろくなければ逆に読み終えることもできない気がする。

軽妙で洒脱。
そういう表現はこういう小説に使えばいいんじゃないかな、と思う。
ハードボイルドであると解説で述べられていたけれど、確かに、ハードボイルドなのかもしれない。

殺し屋小説っていうのが実は好きで。
今までで一番素晴らしいと思ったのは野沢さんの殺し屋シュウなんだけど、これもそれに次いで好き。

なんで殺し屋小説が好きかと言えば、殺し屋は、哲学者のように描かれるからだと思う。
なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか。
むろん、作者が殺し屋じゃない以上、架空に違いないんだけど、なんだか死を通じて、生きることをわかりやすく知ることができる気がして。

別に、生きることに意味を持てという意味ではなく、むしろ、生きることに意味はないがそれでも人は生きるという、そっちの方向性に惹かれるというか。
そして、だけどさらにひっくり返して、生きることに意味はないし、無駄だらけで、ただ埋めているだけかもしれないけど、それでも生きる意味はある。というようなオチが、単純に私は好きなんだ。

実感として、生きることは、一種の壮大な暇つぶしだから。
だって、終わりがくることは確実なのに、それでも人は、何かせずにはいられないし、何かしたいと思ってしまうものだから。

だからどうしたって、別にどうということではなく、単純にそのことが嬉しいというか、それでよいのだ。と確認できることが嬉しいというか。


岩西と蝉の歪んだ関係が妙にリアルで好きだった。


☆☆☆☆

以下、抜き書き

P.76
道、塞いじゃって申し訳ない。でも、そんなに迷惑じゃないだろ、勘弁してくれよ。そんな気持ちで殺すわけだ。


P.100
本当はよ、自分の支援者を見殺しにしてでも、国全体のことを考えるのが政治家じゃねぇのかよ。


P.263
人はただ生きていて、目的はない。死んでいるように生きているのが、通常なのだ。その事実を知って、死を決断する。
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きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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