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遠別少年 13のストーリーズ(坂川栄治)

遠別少年 13のストーリーズ (光文社文庫)遠別少年 13のストーリーズ (光文社文庫)
(2007/11/08)
坂川 栄治

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タイトル通り。
北海道の遠別というところに住む少年の13の短編集

ボブ・グリーンのコラムを読んでいるような感じ。
翻訳もののような雰囲気がある。

初めて読んだ人だけど,すごく良かった。
少年の日常をスケッチしたような。
懐かしく思い出す。
子供の頃の感触を。

私は豪雪地帯育ちなので,北海道の冬とはまた趣が違うけど,あの降り込められる感じや,夏のキラキラとか,懐かしく思った。

どれもいいけど,特に後半がいい。
いずれにせよ,もっとプッシュされてもいいと思う。すごくいい。


「手」
働く手は美しい。

「山おっちゃん」
かわいがってもらったのに,大好きだったのに,いつかなんとなく疎遠になる。
疎んでさえいるような。
そして,いつか,そのことを悔いる。
きっと私も。

「大森林」
私が祖父に聞けずにいること。
母に聞いていたけど,よく知らないと言っていた。
おそらく,ここまで過酷ではなかったのだろうということだけど。
シベリアの寒い冬を,死ぬかも知れない恐怖を,戦争の残酷さを,思う。


☆☆☆☆

以下,抜き書き。

P.156
「大人の手」には,絶対があった。

P.204
母さん,こんなことを喋ってるおれを軽蔑してもいいんだぞ。
いんだぞ。してきたことは事実なんだから。

P.206
でもな,こんなことを言ってるけど,おれな。復員してうちに帰ってきたっていうのに,しばらく回り近所の人にも会えなかったんだ。
恥ずかしかったさ。おめおめと帰ってきた気がしてよォ。
玄関に誰か来たら,奥の部屋に隠れたよ。

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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