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チョコレット・オーガズム(野中柊)


中編2編。

「チョコレット・オーガズム」
ある意味,対極にいる女二人のアメリカ生活。
軽く,フェミニズムへの疑問を投げかける。
一方,男が感じてる違和感も。

媚びることと,選ぶこと。
あるいは,選ぶつもりで選ばれることと,選ばれるために作ること。

これは,フェミニズムなんて大上段に構えるまでもなく,日常の中で日々脊髄にて判断して,捌いてる感じがあることだから,そういう言い方もあるよねぇ。って。なった。

女が男に合わせざるを得ない部分って,まだまだ私には多いし,まあ,それでもいいといえばいいけど,めんどくさいって,思うこともあるし,反対に付き合いきれないから勝手にやってくれって思うこともあるし,ああ,もうめんどくさい。って,結局思ったけど。

男とか,女とかじゃなくて,自分らしく。
そう言い聞かせるけど,そういうなんだかどっかで聞いたコピーみたいなのもめんどくさいけど,少なくとも20代前半に比べりゃはるかに「自分は自分」って,なってるけど。
着飾るのも,化粧も自分がしたいから。
それでいいのだ。
だいたい,似合うものが男ウケしないなら,男ウケしなくていいから似合うものが着たいです。


「なつやすみ」
カタログで嫁入りした母と娘。
義理の父と,お人形のように愛らし義理の妹。

ささやかな違和感から,逃げられない子供。

子供は子供だと言うだけで,大人の付属品にならざるを得ないから。

カタログ妻...
時々ドラマなんかでも扱われる気がするけど。
アメリカ人って合理的って言うか,なんでもありだなぁ。
でも,日本にもあるかもしれないよなぁ。
東南アジアから農家へ。とか。
見合いの超合理的バージョンといえばそうだけど。


2編とも,少し息が詰まるような,閉塞感。
チョコレートのほうが,まだ軽やかだけど。

☆☆☆


以下,抜き書き

P.10
-マユキは,それを,いざぎよくスカートを脱ぐたびに<らしさ>も一緒くたにして脱ぎ捨てて,足下でもみくちゃにしてきたヒカルの功徳の結果なのだ,ということに,後になってから気がつくことになる。


P.29
-それは,もろ手を上げて嬉しくてたまらない,というような単純な喜びではなくて,心のどこかで常に恐れおののいていたことがついに現実に起こってしまって,とりあえずこれからは恐怖の予感に怯えなくてもよくなったことが嬉しい,といったような屈折した喜びであるような気もした。

P.39
どうして,男女が対等であろうとするときに,いつもいつも女性が男性に合わせなくちゃならないの?男が女に合わせればいいじゃないの。


P.162
どうしてこんなに褒めてほしいんだろうね。麻子が言うと,ポチの代わりに父親が答えた。あーちゃんが好きだからだよ。あーちゃんが好きで好きでたまらないから。
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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


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きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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