読書記憶+

 
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昔好きだった人


一度は好きだったので、何冊も記録があったり、うきゃうきゃ言ってたのに、今は好きでない人について。
年齢を重ねて自然に離れていった作者さんじゃなくて、ああ、これは受け付けないわ。って積極的に、彼氏と別れるがごとく、サヨナラした作者さん。


以下、批判的です。

あくまで、私が感じる。という主観に基づくコメントですから、反論はご遠慮願います。
反論があることは百も承知の上ですが、議論するつもりがないし、好きな人を批判するつもりもない。
かつて好意的に記事にしているからといって、今も、私が好きだと思われたくない作者さんということで。

感じ方は人の自由。

 

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文学って何?


図書館行ったら、中高生特集コーナーに百年の文学だっけかな、アラフォーの私でも古典って思う作者の代表的な短編を集めた辞書みたいな本があった。
悪くない試みだと思う反面、これを今の中高生に読めって言うのはなぁ、ってちょっと思った。
いや、選択肢として発行されて設置されているのはわかるし、いいんだけど、今の中高生の教科書にどんな小説が扱われているのか知らないけど、もし、私たちのころのようにいわゆる森鴎外だ、夏目漱石だのが普通に載っているとしたらそれって意味あるのかなぁって。
むしろ読書離れさせちゃうんじゃないかなぁ、って。

だって、無類の本好きの私をして、古典で面白かったって今でも覚えているのって太宰治の富岳百景くらいよ?
漱石もつまらなくはなかったけど、別に同じような話は現代小説にだっていくらでもあるよね、って思うのよね。
時代の空気感は別として、世界文学で言うなら、嵐が丘だのなんだのだって、普通に愛憎劇って言う意味では嵐が丘でなければならない理由ってなくない?的な。

10年や20年前の小説ならともかく、100年くらい前ってのは...
それこそ、教科書には現代小説、参考書として古典も含め、名作と言われるものの抜粋をずっしり詰め込んでくれたら、いいのに。
したら、授業中、退屈なときにはそれを読みふければいいわけだし←ヲイ

百歩譲って現代文の先生たちがちゃんと読んだことあるくらいの時代の小説じゃないと...って思うんだけど、ちゃんと今は現代の小説で授業してるのかもしれないし、まあアレだけど。
スマホだゲームだ楽しいものはたくさんあるけど、本には本の良さがあるし、それは授業でも本好きさせられるチャンスはあるのに、みすみす逃しているようで、もったいなくて。
中学の時、ちょっとやんちゃだった、本なんて読んだことないような男の子が、ある日を境に休み時間まで読書するようになって。読んでいたのは三毛猫ホームズだから、大人からしたらそんなもんっていうかもしれないけど、そのおかげで彼は少なくとも読書というものに抵抗はなくなった、それどころか寸暇を惜しんで本を読んで、それなりに学んだと思うと、赤川次郎すげーってなるじゃんね。
読書には読書からしか得られない何かが絶対あると思うし。


というようなことを、その辞典みたいな選集、その厚みにときめく反面、びみょーって思ったって話。
あ、でも古典全否定ではなく、読書慣れしてない人にはつまらないじゃないかな、とかそういう意味。
グリム童話とか好きよ?

テーマ : 雑記    ジャンル : 小説・文学

カンタ(石田衣良)

う゛ーん... 面白かったんだけど。「けど」ってなっちゃう。
石田衣良の長編ってどうにも詰めが甘い感じがするというか、冗長になってしまうというか。
この人は中編くらいがやっぱりいい。

現実世界でのライブドア辺りを思わせることを書いていて、それでいていろいろキレイゴトも多いし、その割に現実的に終わりを迎えるし、いろいろ不完全燃焼すぎて。
だから面白かったけど、結局のところ不満なんだと思う。

ああ、そうだよなぁ...と思うところがいくつもある反面、もやっとするわ~なところもしばしばだった。
耀司のお母さんの存在が中途半端だったり、カンタのお母さんが耀司にカンタを託しちゃったのもちょっとアレだったり、そもそも耀司が王子様扱いされるほどのイケメンだったり。まあ、おとぎ話だからいいのかな。

結構ワクワクする分、収束の不細工さに萎えた、のかも。
実際、ほとんど一気読みは一気読みだったし。
若い世代が損していることへの問題提起的な部分とかはリアルだし。

ああ、惜しい。




☆☆☆+

 

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

風が強く吹いている(三浦しをん)

超好き。
ちょーーーーおもしろかった!
あまりに非現実的でもあり、だけど強いチームに突然化けるときというのは、こんなふうなんだろうなとも思い。
やっぱりこういうの好きなんだな、私。
なんだかんだいっても一致団結して頑張るっていう生き方。
おもしろくないことも、しんどいことも、けんかもあって、だけどそれでもチームとして目的のために。というのが。

本当は、2年くらい前に読んだはずだけど、いつ読んだかわかんないので。


☆☆☆☆☆

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

舟を編む(三浦しをん)

三浦しをんの代名詞になりそうだ。

まほろには負けるのかな。
「光」とも全然イメージ違うし、間口が広いというか、引き出しが深いというか、長く楽しませてもらえそうで、とても嬉しい。



舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

商品詳細を見る


とても素敵な物語だった。
辞書っていう、誰もが使ったことのある道具。
どことなく無機質に感じるのに、中の人たちはこんなにも熱いっていうね。
言語学者や、辞書編集者が熱いなんて想像もしなかったわ。
言われてみれば、それこそ力技で仕上げてきてるに決まってるのにね。
いいなー、私も学生バイトになりたい!っていうか、あの学生はバイトなの?バイトだよね?
一ヶ月も合宿するようなお金払えるの?マジで?ってちょっとそこが気になった。サラリーマンのサガ。

それこそ、大人が教えてくれないような言葉を引いたときにワクワクと拍子抜け感とかそういうのも思い出させてくれるし。
大渡海、ってもうそこから素敵だし、言葉はもちろん、紙質へのこだわりとか。

一方で、馬締さんはもちろんチャラ男の西岡さんもステキで惚れた(笑)。
もちろん松本先生も荒木さんも格好良かったしね。


だからこそ、映画を見てもいいものが悩む。
宮崎あおいが香具矢さんてことは、出番が多いのかな、とか。
そういうのあんまりいらないな、とか余計なことを考えるの巻。

し、言葉を扱った物語だから、映画で見て面白いんだろうか、とか。




過不足なく、まさに辞書のように収まりのいい物語だった。
最後は、やっぱり泣いたことを記録しておきます。


☆☆☆☆☆

以下、抜き書き



 

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

女たちは二度遊ぶ(吉田修一)


短編集。

ふと現れ、消えていく。って意味で二度遊ばれてるのかな。
男性が読んだら面白いのかな。
特にこれといって惹かれる話はなかった。
他の短編を読まずに決めつけるのもなんだけど、この人の場合はしっかり少なくとも中編以上のほうがいいんじゃないかと思う。

☆☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

もしもし下北沢(よしもとばなな)

まあ、吉本ばななだった。
良くも悪くもこの人って変わらないなぁ。って思った。
そこが良かったり悪かったりするけど、この一編は、読まなくても良かったかな、と思った。

☆☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

ばらばら死体の夜(桜庭一樹)


うーん.... どうだろうねぇ。
私の好きな桜庭一樹の感じではなかったけど、中年とか貧困とか、ちょっとぞっとする感じにリアルっていうか。
渇いた感じに腐臭、っていうかかび臭さ?を感じるようなちょっと怖い小説。

☆☆☆

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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