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2013年2月の読書

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2135ページ
ナイス数:20ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/141901/matome?invite_id=141901


累計 12冊
100冊は厳しそうだな...



■憑神 (新潮文庫)
浅田次郎と知り合ってみたいなぁ。
どんな感じなんだろう。
自分で感じてみたい。

正当派浅田次郎っぽかった。
どこかずっこけ要素のある、一途な物語。
一途で愚直でまっすぐで。

全体には漢字が多いし、歴史的背景の知識がないと、存分には楽しめない雰囲気はある。
読了日:2月23日 著者:浅田 次郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27367815

■SOSの猿 (中公文庫)
頭の中がややこしくて、おもしろかった。
なんだろうなー。
違う人が書いたら、めんどくさい小説だなって思うかもしれないのに、伊坂さんが書くとおもしろい。
なんていうか、おとぎ話現実風味みたいな。
展開に現実味はないのだけど、一つ一つは現実的なものでできているから、違和感がないのかな。
リアルじゃないけど、現実的というような感じ。
たぶんそこが好き。
価値観も。主義主張も。
読了日:2月18日 著者:伊坂 幸太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27367800

■私の話 (河出文庫)
彼女の私小説。
この人は、なんでも徹底的にやらないと気が済まなくて大変だな...と思った。
まあ、そういう人でないと小説家とかできないのかもしれないけど。
自分は、日本人として当たり前に暮らしてきたのに、こんなに苦労している同胞たち!って思ったのかなぁ。
苦労してきたのは、あなたの祖母世代の人たちだけでなく、たぶん生粋の日本のおばあちゃんたちも大差ないと思うよ。
とかいろいろもやっとした。
彼女にとって、ルーツというのはそんなにも大切なものだったんだな。
いや、大好きな祖母の故郷だから愛したのか。

読了日:2月12日 著者:鷺沢 萠
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/27367779

■チッチと子 (新潮文庫)
すっごいおもしろかったけど、どんどん先が読みたかったけど、読み終わると、なんだかなー...と思う一作だった。
石田衣良が、半分自分のことのように書いたせいで、いろいろこねくりまわしちゃったんじゃないかな、という気がする。
違うのかな。
この人、短編の方がいいみたい。
長編は、こってりしすぎるっていうか。
前半は良かったのに、後半は微妙な、尻すぼみ感。
読後感としては、なんだかメタボな感じ、過剰装飾な感じの1作だった。
おもしろくないわけではないけど、二度は読まない。
読了日:2月9日 著者:石田 衣良
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26097993

■血霧(下) (講談社文庫)
ここ数年では一番おもしろかったと思う。たぶん。 めんどくさい...とか思わずに続きが楽しみだった。普通に。 南部が舞台なせいか、どこか明るいというのもあるかもしれない。 終盤、ちょっと気弱でへたれなマリーノがかわいかった。 マリーノってワイルドぶってるけど、へたれだよね。惚れっぽいし。 スカーペッタはちょっと上から目線すぎるよ、と思うけど、気分はわかる。 ベントンが死んだふりをしてた辺りから迷走感があったけど、今度こそ軌道修正できたか?
読了日:2月7日 著者:パトリシア・コーンウェル
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26097885

■血霧(上) (講談社文庫)
恒例のスカーペッタ。 めちゃくちゃ頭がいいとこういうふうになるのかな。 大変だよねぇ。って。 疑心暗鬼。狐と狸の化かし合い。 っていうか、スカーペッタもジェイミーも病んでるんじゃないの?って私みたいな凡人は思っちゃうけど。 ただし、全体的には、それほど重くない。 少なくともマリーのがモンスターみたいには描かれていなくてほっとした。 私、なんだかんだ言ってマリーノ好きなんだよね。
読了日:2月5日 著者:パトリシア・コーンウェル
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/26097841


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

憑神(浅田次郎)



浅田次郎と知り合ってみたいなぁ。
どんな感じなんだろう。
自分で感じてみたい。

正当派浅田次郎っぽかった。
どこかずっこけ要素のある、一途な物語。
一途で愚直でまっすぐで。

全体には漢字が多いし、歴史的背景の知識がないと、存分には楽しめない雰囲気はある。


☆☆☆+

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

SOSの猿(伊坂幸太郎)

頭の中がややこしくて、おもしろかった。
なんだろうなー。
違う人が書いたら、めんどくさい小説だなって思うかもしれないのに、伊坂さんが書くとおもしろい。
なんていうか、おとぎ話現実風味みたいな。
展開に現実味はないのだけど、一つ一つは現実的なものでできているから、違和感がないのかな。
リアルじゃないけど、現実的というような感じ。
たぶんそこが好き。
価値観も。主義主張も。

この時期の伊坂作品が第二期だって解説に書いてあって、初期からのファンには不評みたいなことが書かれていたけど、解説者曰く、文庫本はすでに迎合版らしいから、なんともいえないけど、別に全然イヤなことなかった。
私はあるキングも好きだから、変なのかな。
どれも本質的な部分は変わってないと思うのだけど。



☆☆☆☆




SOSの猿 (中公文庫)SOSの猿 (中公文庫)
(2012/11/22)
伊坂 幸太郎

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私の話(鷺沢萌)

すべての著書が好きなわけではないけど、「大統領のクリスマスツリー」が傑作すぎて、好き作家。

彼女の私小説。
この人は、なんでも徹底的にやらないと気が済まなくて大変だな...と思った。
まあ、そういう人でないと小説家とかできないのかもしれないけど。

自分の祖母が朝鮮半島の人だったからって、そこまで積極的に関わっていくのもなんかすごいし。
なんていうか、だって、祖父母がどこ県の出身だからって、別にわざわざ生誕地に行かないし、そこはかとなく好意を持つくらいの話だから、えー、そんなに!ってちょっと思った。
私、今の本籍地なんて行ったこともないし。


私は、転々としながら生きてきたから、故郷というものへの執着が少ないということがあるかもしれないけど、でも彼女の一文無しになるまで賭け事とか、深酒とか、そういうのを読むとやっぱり徹底的な人なんだろうな。

っていうか、若い頃、私もそういう方向の人生だったことがあって、それはそれは疲れる毎日だったので、彼女が最後、うっかりしてしまったのか、これで死ぬならそれもまた良しだったのか、微妙だな、といつも思う。
私は、そういう段階をある人の言葉で、振り切れたから今はずいぶんてきとーに生きているけど、今度はそんな自分に「これでいいのか、自分」と思ったり。
常にどこかで自分を批判しているというのはめんどくさいものです。
それが普通なのだと思っていたら、そうでもないことがわかったときのショックと言ったら...


母親が病気になって、自分は離婚したり転居したりという日々のあたり、タクシー運転手さんとか、1997年あたりの鷺沢さんにはいろいろ共感ポイントが多かった。
母は元気で、私は離婚していないけど。
そういう事実の問題ではなく、捉え方のようなものについて。

この辺りが一番しっくり読めて、後半に行くほどにう゛ーんてなった。
彼女は、何から逃げたかったんだろう。
どう考えても、たとえ祖母が朝鮮半島出身だったからって、どうしてそこまでのめり込むか考えると、不思議でしょうがない。
自分は、日本人として当たり前に暮らしてきたのに、こんなに苦労している同胞たち!って思ったのかなぁ。
苦労してきたのは、あなたの祖母世代の人たちだけでなく、たぶん生粋の日本のおばあちゃんたちも大差ないと思うよ。
とかいろいろもやっとした。
彼女にとって、ルーツというのはそんなにも大切なものだったんだな。
いや、大好きな祖母の故郷だから愛したのか。
なんにせよ、のめり込むタイプの人なんだな、きっと。


韓国に留学すると「なんで」と聞かれて負担だった。他の国ならそんなこと聞かれないのに。って書いてたけど、いや、聞くと思うよ。
大人になって、いきなり友達とか知り合いが海外に留学するって言ったら、は?って言うよ。なんで?って。
そういうイヤな感じの自意識過剰が「私の話」では鼻についた。

今、彼女が生きていたら、今の日韓の関係を、どう見たのだろう。



☆☆☆


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チッチと子(石田衣良)



なんかさ、しょっちゅう泣きそうになるわけ。
こっちは満員電車とかで読んでるのに。
こういうのやめてくれるかなぁ。ってちょっと逆ギレ。

天の邪鬼だなぁって思うけど、ああこのベストセラー作家の小説で泣くなんて、なんかくやしいんだよね。って時々思う。
私の人生は上々の方だと思うし、なんて幸せなんだろうとも思うのに、一方で、ああ、私は何も成し遂げずに老いていくのだなと思うこともある。
老いていくとか何言ってるのこの人って話だけど。
まだこの先、どんな展開が待ち受けているかなんて誰にもわからないことはわかっているけど。
人生を24時間にたとえるなら、平均寿命から考えるともうすぐお昼なんだなーって。
いや、なんだまだお昼になってないじゃないか!<急に前向き。

とにかく、石田衣良みたいに優しい人が、適切な言葉で、いい話を書いているという事実に動揺するのかも。嫉妬とか。自分の小ささに腹が立つというか。小さいというのは、人間の器がだけど。そもそもそんなこと考える時点で小さいんだけど。でもチッチもそういえば嫉妬してたから、一緒だ。みんな一緒なのか。
うん、思い出したけど、悲しかったり悔しかったりするのは、もっと上へというような上昇志向があるからだから、それでいいんだよ。って人にはアドバイスしたわ、私。

必勝法は、自信のあるふりかもしれないな、とあるとき思った。
本当の「絶対の」自信なんてどこにも、誰にもないんじゃないかなって。
そういう恐れのようなものを、うまく隠すことや、うまく見せることができる人が、私には素敵な人に見える。
そもそも自信も恐れも関係ないような自然体の人も。

以上は、前半を読んだ感想。
以下は、全部読んでの感想。
全然違ってておもしろい。


女性3人に惚れられる(振り回される?)展開は、いらなかったなーって個人的には。
なんか、つまらなかった。
実際、ありそうな展開ではあるのだけど。
「チッチと子」の世界では、特にお見合い女はいらなかった...
書店員も相当アレだったけど、そっちはまだ惹かれちゃう気持ちはわかる。
まあ、書店員自体はエエ加減にせえよ。って感じだけど。
ていうか、見合い女も書店員も、いるいるこういう女。うざいよねー。って思った。人生上手に生きて行かれるタイプ。

あと、椿さんは個人的に好きだからOK。
でもあの優柔不断チッチは、結局誰も選ばないだろうけどね。
特に椿さんを選ばなさそう。

妻。妻の気持ちはわかる。
わかるけど、病んでるな、とも思う。
結局、30前後というのは、ぴかぴかの若さを卒業して、成熟期に入るから、不安とか先が見えた(ような気がする)感とか、実際体調も変わるし、心がふらつく時期ではあると思う。


すっごいすっごいおもしろかったけど、どんどん先が読みたかったけど、読み終わると、なんだかなー...と思う一作だった。
石田衣良が、半分自分のことのように書いたせいで、いろいろこねくりまわしちゃったんじゃないかな、という気がする。
いや、違うのかな。
この人、こういう長編てそういえばほとんど初めて見たいなものなのかも。
いつもの連作短編風味とはいえ、起承転結から考えると実質長編。
だから変な感じなのかも。
IWGPにせよ、なんにせよ、基本は短編の人だからかもしれない。

前半は良かったのに、後半は微妙な、尻すぼみ感。
読後感としては、なんだかメタボな感じ、過剰装飾な感じの1作だった。
おもしろくないわけではないけど、二度は読まない。


☆☆☆+




テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

血霧(P・コーンウェル)

恒例のスカーペッタ。
めちゃくちゃ頭がいいとこういうふうになるのかな。
大変だよねぇ。って。
疑心暗鬼。狐と狸の化かし合い。

っていうか、スカーペッタもジェイミーも病んでるんじゃないの?って私みたいな凡人は思っちゃうけど。


ただし、全体的には、それほど重くない。
少なくともマリーのがモンスターみたいには描かれていなくてほっとした。
私、なんだかんだ言ってマリーノ好きなんだよね。
一番人間ぽいし。
だから便利にマリーノが嫉妬深く、だらしない人みたいに描かれるのは結構不愉快。


FBIに盗聴されてるとか言われても平然なスカーペッタだったりするけど、作品によっては、すんごいいきりたって怒り狂ってただろうな、と思ったりもした。

以上、上巻分。
以下、通読分。


ここ数年では一番おもしろかったと思う。たぶん。
めんどくさい...とか思わずに続きが楽しみだった。普通に。

南部が舞台なせいか、どこか明るいというのもあるかもしれない。
終盤、ちょっと気弱でへたれなマリーノがかわいかった。
マリーノってワイルドぶってるけど、へたれだよね。惚れっぽいし。
スカーペッタはちょっと上から目線すぎるよ、と思うけど、気分はわかる。
いずれにせよ、今後は今回みたいに、現実逃避を企てるマリーノに「じゃあ私が決めてあげる。一緒に帰るわよ」(要約)な愛でよろしくお願いします。


これだけ長く読んでいると、そしてテレビで犯罪捜査のドラマは多いし、だから事件はもちろん大事な要素だけど、人間関係のほうが大事だよね-。って思う。

ベントンが死んだふりをしてた辺りから迷走感があったけど、今度こそ軌道修正できたか?

コリン先生もいい味だしていたので、また出てくるといいなー。
ところで、ジェイミーって最初からちょっと感じ悪かったんだったかしら。


今度の年末は素直に楽しみにしています。


☆☆☆☆


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プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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