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2012年01月の読書

1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3527ページ
ナイス数:79ナイス

赤朽葉家の伝説赤朽葉家の伝説
女三代記。 おもしろかった! やっぱ、昭和たくましいわ。 っていうか、好きだわ。昭和。 タツ、万葉、みどりちゃんが最強過ぎてもう。 毛鞠ちゃんとかもすごいけど。トーコちゃんは...現代はねぇ...むずいよね。 タツ、万葉、みどりちゃんには絶対叶わない。 素朴で、力強く、たくましい。 めんどくさくて、力強い時代。っていう感じ。 国営放送の朝ドラで全然やれると思うなぁ、これ。 どんどん女優さんたち変えちゃってさ。 ....国営じゃあんまりおもしろく仕上がらないかな...
読了日:01月31日 著者:桜庭 一樹
アンの愛情 (集英社文庫 モ 8-3)アンの愛情 (集英社文庫 モ 8-3)
昔に読んだときは、恋物語としては物足りないし、アンの日常を楽しめるほどに大人じゃなかったしで、正直、う゛ーん。って思っていたけど、再読したら十分楽しめてラッキーだった。


読了日:01月30日 著者:L.M.モンゴメリ
アンの青春 (赤毛のアン) (集英社文庫)アンの青春 (赤毛のアン) (集英社文庫)
赤毛のアンは小学生でたぶん読んでいるけど、続きは小学校高学年だったか、中学生だったか...
正直、新潮文庫の村岡版でおもしろさを感じることはできなかった...
が。
今回は、なかなかにおもしろかった。
松本版が読みやすいというのもあるけど、アンがずいぶんと自分より年下になったことで、憧れ的に読むより、そうそう、そういうのあるよねー的に読めるようになったのも大きいかな、と。

読了日:01月30日 著者:ルーシー・モード・モンゴメリ
阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
このなんとなく車内で会話しちゃうのも、大阪ならではで。
なんていうか、東京とは全然ちがくて、車内の雰囲気がほっこりしているというか、東京ではちょっと考えられない感じ。
だけど、大阪でならある。あり得るからね。全然アリって思えちゃう。つながりながら、それぞれ完結していく。
その収束感がわざとらしすぎず、絶妙な配分で、それぞれのエピソードの凛とした潔さとか、ふんわり感とか、素敵だった。
読了日:01月25日 著者:有川 浩
ランナー (幻冬舎文庫)ランナー (幻冬舎文庫)
ストーリーとしては少しきれい事過ぎる気もするけど、そのぎりぎりまで張り詰めた緊張感とか、止められない自分への葛藤とかも含め、好きだった。というか、物語くらいこんな救いがほしい。
読了日:01月19日 著者:あさの あつこ
金色の野辺に唄う (小学館文庫)金色の野辺に唄う (小学館文庫)
順風満帆、何の苦労もない人生なんてなくて。
誰にも悩みはあり、幸せも不幸せも、笑顔も、ある。
だけど。
終わりの時、こんなふうに逝けたら。
それはたぶん幸せなのだと思う。
読了日:01月18日 著者:あさの あつこ
架空の球を追う (文春文庫)架空の球を追う (文春文庫)
やっぱ森絵都、超好き-。
森絵都を読むと、ぷぷぷって笑っちゃう感じがして、この世界も悪くないな、なんかキラキラだな。って気持ちになる。どれも素敵だけど、オーラスの一文。
「生まれて初めて紳士を見たような目をしていた」が、素敵すぎる。
大人は、いいものを、めんどくさくても、しんどくても、子供にちゃんと見せるように頑張らないといけないんだよなぁ。って思った。

どこにでもありそうすぎるシーンを、鮮やかすぎる切り取り方をして、「この世は捨てたもんじゃない」ってゆるーく思わせてくれる森絵都が私は大好きだ。
読了日:01月17日 著者:森 絵都
語り女たち語り女たち
ゆるゆると話が並ぶ。
超短編だということもあるけど、浅田次郎の沙高楼奇譚のように、どーんと来てバーンというのとは違って、あくまでゆるーく気怠く語られる感じ。
異色はメロスかな。
真逆のメロス。

歩く駱駝は怖いけど、ちょっと欲しいし、笑顔はかわいかった。
四角い世界はそんな映画もいいと思ったし、わたしではないは、怖い。
ラスク様はなんだかもどかしいし、夏の日々はほっこりだし。
カッパの水虎は、なんだかかっこよかった。
読了日:01月16日 著者:北村 薫
エデンエデン
帰り道、立ち寄ったブクオフで発見! いやっほ~!って、買ってきて。即読みました。 舞台はツール・ド・フランス。 っていうか、今度のツール・ドは観ちゃうね。 絶対観たい。って思った。監督の思惑と選手の気持ち。 人生の駆け引きとレースの駆け引きとが鮮やかすぎて、もちろん一気読み。 ラストはやはり、ほろ苦く、悲しい。 いずれにせよ、秀逸。
読了日:01月14日 著者:近藤 史恵
サヴァイヴサヴァイヴ
番外短編集。
どれが好きってどれも好き (笑)
石尾さんって、武士っぽい。
不正な勝利は絶対に許さないその心意気が好き。
チカも伊庭も赤城も好きだけど、やっぱり石尾さんが一番好きな気がする。
読了日:01月13日 著者:近藤 史恵
サクリファイス (新潮文庫)サクリファイス (新潮文庫)
超おもろかった!一気読み。確かにミステリでもあるけど、どちらかといえば自転車というスポーツの物語。イカロスのように走るチカとか、伊豆での石尾とかチームメイトとの連携とか。 それが紐解かれる鮮やかさとか。 久しぶりにキタ。 続き、文庫まで待ちたくないな...
読了日:01月11日 著者:近藤 史恵
変死体(下) (講談社文庫)変死体(下) (講談社文庫)
う゛ーん... まあ、おもしろかった、のかな。 ここ数年いつも思うけど、来年はどうしようって。マリーノの扱いがあんまりだ!って思う。 愛すべき、憎めない、そういう感じをもう少しプリーズ。 最後の方に近しい人にはつい厳しくなるみたいなスカーペッタの言葉があるけど、それで帳消しにできるか!っちゅうの。愛の部分が少なすぎ。
読了日:01月07日 著者:パトリシア・コーンウェル

2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

赤朽葉家の伝説(桜庭一樹)

女三代記。
おもしろかった!
やっぱ、昭和たくましいわ。
っていうか、好きだわ。昭和。
タツ、万葉、みどりちゃんが最強過ぎてもう。
毛鞠ちゃんとかもすごいけど。
トーコちゃんは...現代はねぇ...むずいよね。
タツ、万葉、みどりちゃんには絶対叶わない。
素朴で、力強く、たくましい。
めんどくさくて、力強い時代。っていう感じ。

p.148
丈夫な男を選んだ、出目金。万葉たちにとって戦後は、丈夫な男と、丈夫な女が、死に物狂いで崖を這い上がっていく、その死に物狂いの汗と油にまみれた、そういうものであった気がした。

とか、何度も繰り返される、「百の夜が明け、千の日が暮れた。」っていう表現も好きだし。


国営放送の朝ドラで全然やれると思うなぁ、これ。
どんどん女優さんたち変えちゃってさ。

子供や孫の時代はもっと良くなるという言葉が、万葉に驚きと、天地がぐらつくような不思議な感覚を与えた。
とか、シリアスに語ってる一方で、この嫁は変わり者だが正直なのだ、とか言われてるこのバランス、配分も絶妙だし。
真っ裸になる妾とかねぇ...


みどりちゃんと二人で箱を探しに山へ行った話とか、好きだなぁ。


そして、瞳子はやっぱ自由っていう名前が良かったなぁ。
孤独は、孤独に赤朽葉の伝説を終えて、自由の代で、名前から自由になるとか、そういう意味があったのかなぁ。

女たちの恋心やら、いろいろな事件は全部さくっと、だけどちゃんと伝わって、つながって、とても面白かった。
もっと、じっくり、書き込まれた赤朽葉一族を読みたい気分。



☆☆☆☆☆

 

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

アンの青春/アンの愛情

なぜか今さら赤毛のアンシリーズ。

ただ単にシリーズの映画を見て、読みたくなっただけだけど。
しかも赤毛のアンは飛ばして青春と愛情。

どうせ読むなら、村岡版じゃないのがいいな、と松本版にしたんだけど、松本版はまだアン、青春、愛情までしか出てないのね。
どうせなら夢の家も読もうかと思ったのに。

赤毛のアンは小学生でたぶん読んでいるけど、続きは小学校高学年だったか、中学生だったか...
正直、新潮文庫の村岡版でおもしろさを感じることはできなかった...
が。
今回は、なかなかにおもしろかった。
松本版が読みやすいというのもあるけど、アンがずいぶんと自分より年下になったことで、憧れ的に読むより、そうそう、そういうのあるよねー的に読めるようになったのも大きいかな、と。

自分は残念ながらアンよりの人間なので、あのどうにも猪突猛進すぎたり、人の言うことにくよくよしてみたり、いちいち大袈裟な様子が、それほど違和感なかったりするし。そういう恥ずかしいのを経て、ちょっとずつでも大人になるのだよ。と気持ちはむしろマリラかもしれない。

映画では、つかなぜそこまでアンが好きなんだ?ギルバート。ってちょっと思うけど、青春を読むと、なるほど、と。

やっぱり毎週のようにいろいろ語り合って、恋心を膨らませたのだな、と納得。
それにしたって、相当な一途さだけど。
そしてアンの夢子ちゃんぶりも相当だけど。
でもまあ自分が中高生の頃を思えばそんなもんだよなぁ。
アンは超絶素直だけど。


昔に読んだときは、恋物語としては物足りないし、アンの日常を楽しめるほどに大人じゃなかったしで、正直、う゛ーん。って思っていたけど、再読したら十分楽しめてラッキーだった。




ので、続きも読んじゃうかな。
読むなら掛川版だな...


☆☆☆+


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

阪急電車(有川浩)

阪急電車。
トキメキの阪急電車。
車両がレトロというかクラシカルというか。
優雅でビックリしたのを覚えてる。
梅田の駅のコンコースのたたき?床?の美しさとか、発車音の品の良さとか。
むき出しじゃない蛍光灯、ふかふかの座席。
え。ここ大阪?って。<失礼なれども。
私が使っていたのは宝塚線ではなかったのことだけが残念だけど、っていうか、ぜひシリーズ化してほしいくらい残念だけど、でもあの感じを思い出して、ときめいた。

乗客が少しずつつながっている連作短編。
インパクトが強いのは復讐する元婚約者だけど、彼女声をかけたおばあちゃんとか、女子高生たちとか。
凜とした背中の小学生とか。

このなんとなく車内で会話しちゃうのも、大阪ならではで。
なんていうか、東京とは全然ちがくて、車内の雰囲気がほっこりしているというか、東京ではちょっと考えられない感じ。
だけど、大阪でならある。あり得るからね。全然アリって思えちゃう。

東京から大阪に移ったときは、カラフルで騒がしくて元気。
そんでもって駅員さんが超絶親切で感動したことを思い出す。
定期券売り場はどこですか?って聞いたら、改札脇のあの部屋を飛び出してきて、教えてくれたことに、私は感動したね。

つながりながら、それぞれ完結していく。
その収束感がわざとらしすぎず、絶妙な配分で、それぞれのエピソードの凛とした潔さとか、ふんわり感とか、素敵だった。

そして、やっっぱり大阪で、阪急沿線で暮らしたことがあって良かったぜ!ってなりました。

☆☆☆☆



テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

ランナー(あさのあつこ)

ストーリーとしては少しきれい事過ぎる気もするけど、そのぎりぎりまで張り詰めた緊張感とか、止められない自分への葛藤とかも含め、好きだった。
というか、物語くらいこんな救いがほしい。


☆☆☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

金色の野辺に歌う(あさのあつこ)

こんなふうに逝きたい...
松恵の死と、家族の別れ。

順風満帆、何の苦労もない人生なんてなくて。
誰にも悩みはあり、幸せも不幸せも、笑顔も、ある。
だけど。
終わりの時、こんなふうに逝けたら。
それはたぶん幸せなのだと思う。

死ぬことは明らかなのに、何のために人は生きるのか。
その瞬間のために、生きるんじゃないかな、と。


花屋でバイトする史明の「遥かなる子守歌」が一番、インパクトは強い。
題材が強いというのももちろんだけど、取り返しのつかない後悔が一番大きいかもしれない。
彼を育てた祖母は、彼をゆがませもしたけれど、彼を人間にもした。
最後の最後に、気付いた時、彼女のしたことは、確かに愛だった。


東真の、「あんたなら描けるやろ。他人のために描けるやろ」という言葉が素敵だった。

あと、「身体の中に光る珠を持った人」っていう言葉も。

美代子が奈緒子の紫の花で埋めて欲しいという言葉をたしなめるより、「わかりました」と答えてしまう気持ちも。
とても、誠実だと思う。

いいお葬式。
それは確かにある。
「大往生だった」と。
故人を懐かしみ、笑いあえる。
喪失感と、涙、そして笑い。
願わくば、すべての人にそんな死を。

だけど、そんな死を迎えるには、死ぬ日までの努力もいるし、運もいる。
とても、難しいことで、だからこそ、幸せなことで。

松恵の死は、幸せな死だと思う。


すごく、素敵なお話だった。



☆☆☆☆+


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

架空の球を追う(森絵都)

やっぱ森絵都、超好き-。
森絵都を読むと、ぷぷぷって笑っちゃう感じがして、この世界も悪くないな、なんかキラキラだな。って気持ちになる。

お母さんたちのゆるーい感じとか、ハチの巣退治の「空さえ青ければ大抵のことは解決する」っていう、あの感じは超超わかるし。パパイヤと五家宝の「浪費は避けるが贅沢はやぶさかでない」っていう気分とか。
ドバイで「てめぇはカッパか!」って言い捨てるヤケクソ感とか。
UFOの「きょうだい」っていう生き物のどうしようもない感じとか。
もー、おもしろすぎて、ニヤリニヤリと私、あやしすぎる。っていう。

がしかし。
ホロ苦くもあった。
あの角を過ぎた~は、ずーっと森絵都なハッピー感だったのに、結末は、あのどうしようもない感じ。
「ここまでだ」っていうあの感じが、リアルで痛いし。

太陽のうた、は、やるせもなくあり、たくましくもあり。(ってglobeの曲にこんなのあったな。情けないようでたくましくもある、だっけ?)

そして、彼らが失ったものと失わなかったもの。
誠実さ。ストイックな誠実。
そして、少年の目。「生まれて初めて紳士を見たような目をしていた」が、素敵すぎる。
大人は、いいものを、めんどくさくても、しんどくても、子供にちゃんと見せるように頑張らないといけないんだよなぁ。って思った。

どこにでもありそうすぎるシーンを、鮮やかすぎる切り取り方をして、「この世は捨てたもんじゃない」ってゆるーく思わせてくれる森絵都が私は大好きだ。


☆☆☆☆+






テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

語り女たち(北村薫)

ゆるゆると話が並ぶ。
超短編だということもあるけど、浅田次郎の沙高楼奇譚のように、どーんと来てバーンというのとは違って、あくまでゆるーく気怠く語られる感じ。

異色はメロスかな。
真逆のメロス。

歩く駱駝は怖いけど、ちょっと欲しいし、笑顔はかわいかった。
四角い世界はそんな映画もいいと思ったし、わたしではないは、怖い。
ラスク様はなんだかもどかしいし、夏の日々はほっこりだし。
カッパの水虎は、なんだかかっこよかった。

いろいろなトーンがゆるゆると。
のんびりお茶でも飲みながら読みたい一冊。


☆☆☆+


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

サヴァイブ(近藤史惠)

番外短編集。
どれが好きってどれも好き (笑)


老ピプネン~
は、ステレオタイプにうっとうしい記者と、過酷なレース、過酷な競技人生について。
それにしても、どうしてルールの一つも知らないのに、わかったような口をきいて、恥ずかしくないのだろう。
本当に、こんな人が雑誌を作っているのかな。


スピードの果て
伊庭君、スランプ。
本来はあたりまえにある恐怖心が芽生えて足がすくむということ。
怖いから。だからこそ一刻も早く。
に絡めて、なぜロッカーを荒らされるのかっていうちょっとした謎解きつきで、短いのに、凝縮されておもしろい。


プロトンの中の孤独
ストーリーセラーで既読。


レミング
石尾係の赤城さんの苦労話。
これ、サクリファイスの石尾さんの若かりし日の話。
石尾さんのストイックさと赤城さんに気づかされるひとりで走っているのではないことに、本当の意味で気づいて、チームメイトの気持ちをおもんばかる立場だという自覚に目覚めたり、優しさが垣間見えたりでかなり好き。


ゴールよりももっと遠く
これも石尾さん。
石尾さんって、武士っぽい。
不正な勝利は絶対に許さないその心意気が好き。
チカも伊庭も赤城も好きだけど、やっぱり石尾さんが一番好きな気がする。


トウラーダ
チカ。ツール・ド・フランスの後、移籍後の話。
ほろ苦い。
いずれにドーピングにも言えることだけど、悪魔に負けた背景が、悲しい。
少し、野心が芽生えてきてもいるチカの今後が楽しみ。



☆☆☆☆☆





テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

エデン(近藤史惠)

帰り道、立ち寄ったブクオフで発見!

いやっほ~!って、買ってきて。即読みました。
舞台はツール・ド・フランス。
っていうか、今度のツール・ドは観ちゃうね。
絶対観たい。って思った。
まー、3週間も、毎晩毎晩観られることはまずないんだけど。
ヒーローが欲しいフランスの思惑とか、チカの石尾を背負ったチャリンカーとしての人生とか。
監督の思惑と選手の気持ち。
人生の駆け引きとレースの駆け引きとが鮮やかすぎて、もちろん一気読み。
ラストはやはり、ほろ苦く、悲しい。


☆☆☆☆☆

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

サクリファイス(近藤史恵)

超おもろかった!一気読み。

Story selers でプラトンの孤独読んで、本編へ。
ちょっと日が経っていたので、あの二人はどの二人?ってなったけど、石尾と赤城だったのね...
あの時、期待の若手だった石尾が、今はもう立派にリーダーだったのか、と。

一応ミステリらしいが、確かにミステリでもあるけど、どちらかといえば自転車というスポーツの物語。
すっごい、自転車競技に興味がわいた。
時々、夜中のツールドフランスとか観て、漠然とかっこいいな、とは思っていたけど、なるほどそういうことなのか、という展開満載。日本では自転車=競輪=ギャンブル=どうよ、それ。なイメージが強すぎる。っていうか、私にとっては。

石尾のあまりのストイックさというか、競技を愛する心というか、義侠心というか、そういうものに心打たれるし、自分はアシストにこそ心惹かれるというチカにも惹かれるし、石尾とチカの関係性にも、惹かれた。

イカロスのように走るチカとか、伊豆での石尾とかチームメイトとの連携とか。
それが紐解かれる鮮やかさとか。
久しぶりにキタ。

続き、文庫まで待ちたくないな...


☆☆☆☆+

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

変死体(P・コーンウェル)

年末恒例につき。
上巻前半部分を読む限り、こちらの精神状態が悪くなるくらい、いつも通りにギスギスした人間関係。 そんなにもギスギスしても離れられないこの人たちをベントンはどう分析しているんだろうと、思う。
上巻の後半に突入。ようやく少し読みやすくなってきた。年々、スカーペッタがただの偏屈人っているように思う。 下巻に期待。

読了。
う゛ーん...
まあ、おもしろかった、のかな。
ここ数年いつも思うけど、来年はどうしようって。
それなりにはおもしろいんだけど、初期の勢い、みたいなものはない。
最後は仲直りっていうのも、この数作のパターンだけれど、どうせまた次回作でも同じことを繰り返すんだな、って思うと、すごく疲れる。
そして、あんまりすぎるフィールディングの扱い...orz
そりゃあ今までもダメ男扱いではあったけど、まあ、周りからの評価のひどいことひどいこと。
もうね、そりゃあんたらは優秀でしょうけどね。って嫌みも言いたくなるっての。
スカーペッタだけがたとえ周りに甘いと思われようと、信じて、晴らしたことは救い。

でもって、NCISでディノッゾの扱いが悪いって感じるのと同じように、マリーノの扱いがあんまりだ!って思う。
愛すべき、憎めない、そういう感じをもう少しプリーズ。
最後の方に近しい人にはつい厳しくなるみたいなスカーペッタの言葉があるけど、それで帳消しにできるか!っちゅうの。

なんか、著者はあまりいい環境にいないんだろうな、きっと。
そしてそれはつまり今後もこういう展開は避けられないということなんだろうな。
そして私は私はそれでも次作もたぶん、読んでしまうんだろうな。

☆☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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