読書記憶+

 
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2011年の読書

2011年の読書メーター
読んだ本の数:33冊
読んだページ数:10479ページ
ナイス:72ナイス
感想・レビュー:30件
月間平均冊数:2.8冊
月間平均ページ:873ページ

変死体(上) (講談社文庫)変死体(上) (講談社文庫)
年末恒例につき。上巻前半部分を読む限り、こちらの精神状態が悪くなるくらい、いつも通りにギスギスした人間関係。 そんなにもギスギスしても離れられないこの人たちをベントンはどう分析しているんだろうと、思う。上巻の後半に突入。ようやく少し読みやすくなってきた。年々、スカーペッタがただの偏屈人っているように思う。 下巻に期待。
読了日:12月29日 著者:パトリシア・コーンウェル
終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)
読了日:12月20日 著者:伊坂 幸太郎
ゴールド・フィッシュ (角川文庫)ゴールド・フィッシュ (角川文庫)
すがすがしく、たくましく、キラキラしていて、野原を走って行くみたいな疾走感。 淀んでいるときさえも、さわやかな風が吹くこの感じが、わざとらしくないのは森絵都だから。 現実に照らせばあまりにできすぎな世界だけど、だけど、そんな大人たちのいる世界を、私は作りたい。
読了日:12月19日 著者:森 絵都
赤い長靴 (文春文庫)赤い長靴 (文春文庫)
結婚、怖い...

って、既婚の今だから余計怖い。
だってリアルなんだもん。

独身の頃なら、私は違うもーんって思えたかもしれないけど。

結婚って、(一応)恋の続きだったはずなのに、違うんだわさー。

それがリアルで超怖い小説だった。
読了日:12月16日 著者:江國 香織
檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語 (トリイ・ヘイデン文庫)檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語 (トリイ・ヘイデン文庫)
ケヴィンが、恐怖を克服し、憎しみを超えて、一人の青年になって旅立つまでの日々。
一進一退を繰り返しながら、だけど確実に、彼はトリィと出会ったことで、そこを抜け出して、あたりまえの日常を手に入れた。
当たり前に幸せになれない子供達がたくさんいることとか、だけどそれでもトリィのような人によって、救われる子供が少しでもいること。
今の自分が、どれほど恵まれているかということ。
読了日:12月15日 著者:トリイ ヘイデン
無傷の愛 (双葉文庫)無傷の愛 (双葉文庫)
これといって印象に残るものはない。 関係者のコメントの切り取りで構成されていて、オチはない。というような雰囲気。 それが変にリアルだったりもする。 現実に、ことが起こったときとたぶん同じ。 答えはない。 そういう感じが。 多かれ少なかれ自分の中にも存在する歪み、黒いものを意識する。
読了日:12月15日 著者:岩井 志麻子
フィッシュストーリー (新潮文庫)フィッシュストーリー (新潮文庫)
大変おいしくいただきました。 大好き系な伊坂幸太郎短編集だった。 もー、どれをとってもオイシイ。 この奇妙にゆるゆるとつながっていく感じ、そしてそれが収束していく感じが大好きすぎる。 でも一番好きなのは、表題作のフィッシュストーリー。 最強の瀬川さんはもとより、瀬川さんを育てたお父さんはもちろん、そんな瀬川さんを育てるきっかけになった売れなかったバンドも、その奇妙な成り行きでできた一曲、フィッシュストーリーも。 全部が完璧だった。 秀逸。
読了日:12月12日 著者:伊坂 幸太郎
ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)
story seler で、「玉野五十鈴の誉れ」が良かったので。 この人はこういう青春辛い小説が得意分野なのかな。 きっついなーと思った。 青春の閉塞感。 ましてや、そんなふうに己を知らしめられるなんて。 後を引く小説。癖になりそう。
読了日:12月07日 著者:米澤 穂信
Story Seller (新潮文庫)Story Seller (新潮文庫)
こういうアンソロジーは、拾いものがあるので、大好き。 今回は、初めて読んだ近藤史恵の「プロトンの中の孤独」と 米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」が拾いもの。 全体の感触としては、尻すぼみ。
読了日:12月02日 著者:
つばさよつばさ〔文庫〕 (小学館文庫)つばさよつばさ〔文庫〕 (小学館文庫)
久しぶりの浅田エッセイ。 いやー、やっぱり楽しいですね!浅田エッセイ、浅田節。 むしろ鉄板すぎて、おもしろくないかなーと、つんどく山に置き去りになっていたのだけど、スミマセンでした。 笑いあり、涙あり、戒めありで、そのクオリティは今も変わらぬままでした。そして私、もっと旅した方がいいな、きっと。と思った。 まあ、人生旅人な浅田次郎と違って私は旅に出るのが怖い人間なんだけど。 だけど、これからの人生では無理せず、だけどもっと積極的に外を見たいな、と思った。
読了日:11月25日 著者:浅田 次郎
こちらの事情 (双葉文庫)こちらの事情 (双葉文庫)
ぶどうの話、キャッチボールの話、老いた親と息子の話が特に印象に残った。<今さら! 親にとって、いくつになっても子供は子供。 その当たり前のことが、だけどなんだかしみじみとする今日この頃。
読了日:11月17日 著者:森 浩美
ゴールデンスランバーゴールデンスランバー
期待して読み始めた割に進まない進まない。 なんだか全然世界に入っていけなくて、もう、読むのをやめようかとまで思った。それでもカタツムリ的に読み進めていたら、急にエンジンがかかったみたいにツルツル読めるようになった。 追い詰められる過程が嫌すぎたのかもしれない。 それって、ある意味青柳に気持ちがシンクロしたからなわけだから、伊坂幸太郎すげーともいえるかもしれない。 読後感としては、おもしろかった。よく練れているし、おもしろかったけど、でもおもしろかっただけ、とも言える。ような気がする。
読了日:11月14日 著者:伊坂 幸太郎
アカペラアカペラ
ネロリがイチオシかな。 出だしがちょっとホラーっぽくて、この姉さんがなんかやらかすんじゃないかとびくびくしながら読んでいたら、思いがけない結末でびっくり。 弟しか見えていないように見えて、求婚されればちゃんと心が動いてたりするあたりが、いい。
読了日:11月04日 著者:山本 文緒
南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)
犬ぞりのことだけでなく、越冬が決まる経緯や基地建設のことなど。 しっかり読み応えあるボリュームだけど、それでもまだまだ全然足りない!と思えてしまう。 1年の越冬では、もっとずっとまだまだ私たちの計り知れないことがあっただろうなぁ、と。 北村さんの文章は読みやすいし、おもしろいからついもっと。って思ってしまう。 不本意ながら犬たちをつないだまま置き去りにすることになった著者の心の痛みが、ひしひしと伝わった。
読了日:10月30日 著者:北村 泰一
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
読み進むにつれ、あまりにもひたむきにけなげでたくましく、なんか思わずほろりとする。立派な人だ。 あたりまえのこと、だけどそれを大事に続けるのは難しいことを、きちんとやってる。 文章全体が素朴で、言葉を選びながら丁寧に書いたんだなぁ、と伝わる文章。
読了日:10月28日 著者:長谷部誠
神の狩人―2031探偵物語 (文春文庫)神の狩人―2031探偵物語 (文春文庫)
RED RAINと同じ感触の一作。 しかも未完結(笑) 「あたし」を使う近未来SF系のせいか、新井素子風味を感じないでもない。 読んでいる最中はわくわくと読み進むけど、読み終わった後、あっさり忘れるエンタメ系。
読了日:10月21日 著者:柴田 よしき
殺し屋シュウ殺し屋シュウ
なんだろう。全部のピースが綺麗におさまっている感じ。 何かが突出することなく,自然に,美しく構築された物語。 そして,徹底した悪意や,徹底した悪が存在しない。 片鱗はあっても。 悪を滅ぼすとか,対決するというスタンスではなく,あくまで人の弱さや,生の価値を問うような。 やっぱり,「泣き虫の殺し屋」って,コピーだったニキータを思い出す。 「弱虫の殺し屋」ってところだろうか。
読了日:10月14日 著者:野沢 尚
大統領のクリスマス・ツリー (講談社文庫)大統領のクリスマス・ツリー (講談社文庫)
正確には書けないけれど,24歳の主人公が,鏡を見て,「疲れ果てていても,それでもきれいだと思った。」というような,一説が強烈だった。 うまく言えないけど,そういう24歳でありたいと,思った。 今思えば,24歳というのは,そういう年齢かもしれない。 無理がきく,大人の入り口の,そういう種類の美しさを持った年齢。
読了日:10月14日 著者:鷺沢 萠
真夜中の喝采―きんぴか〈3〉 (光文社文庫)真夜中の喝采―きんぴか〈3〉 (光文社文庫)
浅田次郎の今につながら原点が凝縮されたこの連作短編は,私にとって,永遠の名作。不朽の名作。 この先,浅田次郎がもしどんなにつまらないくだらない物語を書いたとしても,私はこの「きんぴか」があれば,許せる。...たぶん。
読了日:10月14日 著者:浅田 次郎
血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 (光文社文庫)血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 (光文社文庫)
血まみれのマリア。 このマリアがいい。 血の海を生きてる。 救命に,すべてを捧げてきた女と,ピスケンの純情が,たまらない。 福島が,分不相応な生活になじめないまま,豪邸で,アパート暮らしみたいな生活をしている挿話も好き。 カイゼル髭の鬼では,鬼河原軍曹に泣かされる。
読了日:10月14日 著者:浅田 次郎
三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)
善とか悪とか。 割り切れないこと。 弱くて,強くて,優しくて,辛い。 好きで好きでたまらない...
読了日:10月14日 著者:浅田 次郎
町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)
町長選挙自体が、おもしろすぎる。
読了日:10月14日 著者:奥田 英朗
空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
相変わらず先生飛ばしすぎ(笑)
読了日:10月14日 著者:奥田 英朗
イン・ザ・プール (文春文庫)イン・ザ・プール (文春文庫)
で、内容的にも十分満足。 もー、伊良部センセーがおかしすぎて。 センセーこそ、患者じゃんクラス。 なんだけど。 縛られない、フリーであることの強さを感じる。 まあ、犯罪ギリギリ感は漂うわけだけど。
読了日:10月13日 著者:奥田 英朗
砂漠 (新潮文庫)砂漠 (新潮文庫)
読了日:10月13日 著者:伊坂 幸太郎
なんにもうまくいかないわ (徳間文庫)なんにもうまくいかないわ (徳間文庫)
読了日:10月05日 著者:平 安寿子
殺してもいい命---刑事 雪平夏見殺してもいい命---刑事 雪平夏見
そう来るか、と。 テレビよりこっちのが好き。
読了日:07月25日 著者:秦 建日子
逝年 (集英社文庫)逝年 (集英社文庫)
ひんやりとした文章と、暖かい優しさと。
読了日:07月15日 著者:石田 衣良
累犯障害者 (新潮文庫)累犯障害者 (新潮文庫)
教育にお金をかけすぎるということはないのではないかと、改めて思う
読了日:07月09日 著者:山本 譲司
こうふく みどりの (小学館文庫)こうふく みどりの (小学館文庫)
あかの のほうが好きだけど、これは読後感が残る。 なんていうか、読んでいるときは淡々と読んでいたけど、時間が経ってもなんだか気になる。 読み終わって、満足して、数時間で次に進むのが普通の読書なら、これはなんかずーっと、頭の片隅に居残って、「あれはなんだったんだ」という気持ちになる。
読了日:05月13日 著者:西 加奈子
サウスポイント (中公文庫)サウスポイント (中公文庫)
書きたくて一気に書いた、みたいな良くも悪くも勢いがあって、緻密さはない感じ。 読後感が「なんか惜しい」という感じだった。 何が、ということではなく、これはこれでちゃんと成立しているけど、でももっと行けたはず。っていう、そういう感じが残った。
読了日:05月11日 著者:よしもと ばなな
こうふく あかの (小学館文庫)こうふく あかの (小学館文庫)
たくましく、あったかくて、優しい。 西加奈子らしい小説。 あっという間に読み終えた。
読了日:05月03日 著者:西 加奈子
田村はまだか田村はまだか
「田村はまだか」って、盛り上がって回想して、そのあたりまでは良かったのに。 何その展開。 って、一気に冷めた。 実際に、そういう偶然はあるだろうけど、私的に「田村はまだか」にはふさわしくない展開で、勝手にがっかり。
読了日:02月18日 著者:朝倉 かすみ

2011年に読んだ本まとめ
読書メーター



読書メーターで自動的に作れるリスト。
便利だねぇ。
けど、もう少し改行してほしいよ...

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テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

 Brothers & Sisters S5:Final Epi95まで

ファイナルシーズンが始まって、ロバート@ロブ・ロウはいなくなって、レベッカもいなくなって、ジャスティンはあんなに苦労したのに、結局医学部は辞めたのね。
ホリーもまさかの状態だし、いなくなればいいのに、って思ってたけどやっと雪解け?とか思ってたからちょっとがっかり。
まあ、ウォーカーはそれでもウォーカーなんですけど。

っていうか、やっぱりおもしろい。
これでファイナルとか残念すぎる。

それにしても前髪を切るっていのうが全世界的に流行りすぎで、見るドラマ見るドラマ、女優さんが前髪切ってて笑う。
似合っている人もいれば、いや、おでこ出そうよって人もいるけど、サラはとりあえずデコだそうか!
いきなり下着のセクシーモデルとしてブレイクした彼に振り回されちゃって超かわいいし。

キティは、スタローンに似た大工といきなり恋仲になるもんだから、え、ちょ早くね?って思ってたらやはり早かったみたい。
早かったっていうか...まあキティにとっては立ち直るのに必要な過程だったということですな。
良かった。あの男、全然いけてないんだもん。<おい!

電話相談ラジオの出演をかけてカリスマ主婦と対決したはずのノラはしまいには、カリスマ主婦の相談に乗ってるし(爆)
でもあんなふうに、言ってくれる人、ほしいよね。
配偶者を失うことは、未来を失うこと。
良識は手を握ってくれないし、夜、そばにもいてくれない。
そのとおりだな、と。
さすがノラ。

ショックだったのは、超良妻のスコッティが一夜の過ち...orz
でもでもでもでも一夜の過ちだし!
しょうがないよね!
良妻だけど、男だし。<偏見。
ケヴィンが怒り狂うのはともかく、ソーンがそないに怒らなくても。って思いましたけれども。
ショックだったのね。
彼らにとって二人は「結婚とは幸せ」の最後の砦みたいなもんだったのね。
まあ、ケヴィンに怒る資格なんかないと思うけど、あれはスコッティへの怒りだけでなく、そんな自分への自己嫌悪も含まれているんだろう。
実際、夫がそんな告白したら自分のことは棚に上げて怒るだろうなぁ、とも思うし。
あんだけ怒るほどにスコッティを信じて、スコッティに依存してたんだなー、甘えてたんだなぁとも思うし。
そういう意味では、ウブってこと?

ジャスティンは、1話でぶちかましたものの、あとはまあそれほどインパクトもない。
ないっていうか、普通にかわいい。普通に。
今回はレベッカがらみで荒れたときも、酒だクスリだ、とダーク方面へ墜ちることもなく。
けなげにホリーの相手をしてたりとか、超いい子。
けど、次の恋のお相手と思われるシェイク?屋のねえちゃんはどうなのヨ。

あとあのスコッティの浮気相手、なんかのドラマで見てたのになんのドラマか思い出せなくてもどかしい。
っていうか、スコッティ黙っとけばいいのに。
生涯隠し通せばなかったのと同じ。
ただし、死後もばれちゃダメよ。っていう。


って、ジャスティンインパクトないとか言ってたら、今度はフォロモン出しまくり事件とか(笑)
ウォーカーはみんな立ち直りが早いな、オイ!
ルークママのインパクトとか、ノラの恋がかわいい件とか、この豪華キャストだと視聴率がある程度とれないと採算が厳しいのもわからないでもないが、だらだらと続けてくれてもいいのに、ってやっぱし思う。

☆☆☆☆


ゴールドフィッシュ(森絵都)

大好きな森絵都の、たぶん、児童文学。
すがすがしく、たくましく、キラキラしていて、野原を走って行くみたいな疾走感。
淀んでいるときさえも、さわやかな風が吹くこの感じが、わざとらしくないのは森絵都だから。

現実に照らせばあまりにできすぎな世界だけど、だけど、そんな大人たちのいる世界を、私は作りたい。


☆☆☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

赤い長靴(江國香織)

結婚、怖い...

って、既婚の今だから余計怖い。
だってリアルなんだもん。

独身の頃なら、私は違うもーんって思えたかもしれないけど。

結婚って、(一応)恋の続きだったはずなのに、違うんだわさー。
生活なの。家族なの。
しかも、別々の人生を30年も歩んだあととかどんだけ罰ゲーム!っていう。

新鮮に驚けるし、あきらめも出てくるし、不在の怖さと、一緒の時のなんか違う感。

私たちと彼らは全然違うけど、でもすごーくわかる。

一人で簡潔していた頃の自分を浸食される感じ。
本当の自由は、当面持ち得ない感じ。
私の一部になってくるくせに、絶対に相容れない部分がある。

この不安定さ。

怖い怖い、結婚怖い。


☆☆☆☆


以下、抜き書き



 

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

無傷の愛(岩井志麻子)

短編集
奥付ぎりぎり前まで本編なのがすごい(笑)
これといって印象に残るものはない。
関係者のコメントの切り取りで構成されていて、オチはない。というような雰囲気。
それが変にリアルだったりもする。
現実に、ことが起こったときとたぶん同じ。
答えはない。
そういう感じが。

多かれ少なかれ自分の中にも存在する歪み、黒いものを意識する。
ちょっとの優越感、ちょっとの劣等感、憎しみ、嫉妬、愛。
何食わぬ顔して生きているみんなが持っている、意地悪な、悪意の部分。

☆☆☆

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

フィッシュストーリー(伊坂幸太郎)

大変おいしくいただきました。

大好き系な伊坂幸太郎短編集だった。
もー、どれをとってもオイシイ。
この奇妙にゆるゆるとつながっていく感じ、そしてそれが収束していく感じが大好きすぎる。

サクリファイスあたりは十分にミステリだし、ミステリなのに、めんどくさくもないし、理屈っぽくもないし、緊張感もスリルもない。
ゆるゆるーっと行く感じはほかではちょっと味わえない。

でも一番好きなのは、表題作のフィッシュストーリー。
最強の瀬川さんはもとより、瀬川さんを育てたお父さんはもちろん、そんな瀬川さんを育てるきっかけになった売れなかったバンドも、その奇妙な成り行きでできた一曲、フィッシュストーリーも。
全部が完璧だった。

盛りすぎるわけでも、足りなさすぎるでもなく、5000ピースのジグソーパズルを完璧に仕上げる快感のような、難易度の高いナンプレを1時間かけて解いたときのような美しさ。

動物園のエンジンという言葉の表現も、一見くだらないような謎解きも、だけど真摯な願いも。

ポテチも。滑稽なようで悲しく、悲しいようで幸せのような、対比による美しさ的なもの。

秀逸。

☆☆☆☆☆




テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

ボトルネック(米澤 穂信)

story seler で、「玉野五十鈴の誉れ」が良かったので。
この人はこういう青春辛い小説が得意分野なのかな。
きっついなーと思った。
青春の閉塞感。
ましてや、そんなふうに己を知らしめられるなんて。

大人になればもっときっと生きやすくなると思っていたけどそれはやっぱり夢物語で実際は高校生の延長にすぎない。
いろいろ慣れるし覚えるけど。
でもやっぱり自分の欠点と向き合うことがしんどいことに違いはないので。

後を引く小説。癖になりそう。

このミスナンバーワンらしいが、確かにミステリーかもしれないけど、ミステリーじゃない気がする。

☆☆☆+


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

 Glee S2(クリスマスエピと地区大会)

クリスマスエピも好き。
グリンチなスーは似合いすぎだし、サンタを信じるブリトニーの愛らしさは異常^^
その気持ちを大事にしてあげるみんなも。
アーティを歩けるようにしてあげたい気持ちも。
ビーストサンタの言葉も、贈り物も。
グリーの先生たちへのキャロルを聴いて、クリスマスが来たというトナカイベッキーの言葉も、スーの「そうだな」も。(スーは、こんなふうに心を動かされたらそれを素直に認められるところも好き。1年目の地区大会の時とか)
全部好き。
ホワイトハウスを見てた頃の、苦さと希望の組み合わせの絶妙さみたいなのを思い出す。

前後するけど、これの前の地区大会エピはラストのa dog days overが神曲なんだけど、何がかわいいって、ティナ。
私、韓国系でこんなにかわいい子みたことないって、ティナ見て思う。
なんだろう、造作は別段特別かわいいわけじゃないのに、体型だって女優さんにしてはむっちりだし。
なのに、あの子の笑顔はすっっっごいキュートなんだよねぇ。
あ~ん、かわいい!ってなる。
あと、後ろでレイチェルとブリトニーが手をつないで走り回ったりするのも好き。
この二人も案外絡みはないんだけど。
なんかすっごいかわいかった。

設定が高校だからあたりまえといえばあたりまえだけど、グリーはいつも私の中の「かわいい!」を爆発させる(笑)

地区大会の前に、エビータ歌うカートとレイチェルとか、地区大会の会場で語り合うカートとレイチェルもなにげに好き。
Glee好きだー!!!
早く見たいぞ、S3!


☆☆☆☆


 Glee(米ドラ)(S2-9~16,21)

相当好き...(笑)

S2はブリトニーの愛らしさが爆発すぎて、目が離せない。
あとスー。
スーの孤独を思うと胸が痛い。
スーは、意地悪だし、わからんちんだし、過激派だけど、愛してほしい子供が暴れるのと同じような痛みを感じる。
クリスマスエピでグリンチになりきって悪いスーには笑うし、反省してパーティーをしてるスーもかわいい。
カートがカロフスキーにいじめられたときは、断固たる態度を見せたし、言うまでもなくジーンには優しい。
スーの持っていない種類の幸せを持っているグリーの面々がうらやましくって、無茶しまくってかまって!って言ってるみたいで、切なくなる。
スーがグリーに入部してみんなと嬉しそうにシングを歌っているシーンは見ていてこっちまで満たされた気持ちになった。
その後、グリーに意地悪する元気が出るところがスー。さすがスー。

そして、たまたまキャッチした21話。
スーの深い悲しみと、愛情。
素直すぎるスーの後は、超絶過激な意地悪でS3を迎えるのでは、っていう憶測。
楽しみすぎる。

ウォブラーズだっけ。カートの男子校の曲はいつも超ハイクオリティで感動する。
カート彼がやっぱりうまいんだろうなー。
地区大会では、いつもうまいカートが実は超しっぱずれになってないかと思うほどだった。

この地区大会では初めてほんとに涙が流れたかも。
レイチェルの中の人、うまいなー。
フィンのことで大打撃で、イッパイイッパイにテンパって必死な中で、最善を尽くして歌ったレイチェルに心を打たれる。
そりゃフィンも見つめまくりだっっちゅうねん。
21話のオーディションでもカートが「扱いづらいけど最高」って言ってたけど、ほんと、そういう感じ。
好みもあるけど、やっぱりメルセデスより、カートより、レイチェル。

チームで歌った曲は、ウォブラーズのが好きかも(笑)
NDの曲も良かったけど。
特に最後の紙吹雪!
キュートだったなー。


あと、ゲストのグィネス。
彼女の声がすっごい好き。
っていうか芸達者すぎ!
もう出ないのかなぁ...


☆☆☆☆




テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

Story Seller

伊坂幸太郎「首折り男の周辺」

私の好きな感じ。定番というか。
殺し屋が出てくるし。
これは、つまみ食いしてたらおなかがいっぱいになっちゃった感じの小説。
あるいはジグソーパズル。
どんな感じだ。



近藤史恵「プロトンの中の孤独」

自転車乗りの話。
あれ、これ結構オモシロイ。
マンガで言えば「岳」っぽい。
いや、違うけど。
でもそういう感触。
続きは?という気分になる。
っていうか、続きはどころか、これシリーズなんですね...(^^;)
サクリファイス、エデン...


有川浩「ストーリー・セラー」

私、奇病ものは禁じ手だと思うんですよねぇ。
っていうか嫌い。っていうか苦手。
以前に辻仁成でやられてから、すっかりトラウマ。
もう、無条件にやだなーって思ってしまう。
病気がいやというより、過剰に悲劇性が加味されることがいやというか。
なんか「えー...」って思う。
すごく小説としては残念な感じ。

し、なんか、練れてないというか。
大げさというか。
最後の好きは狂気を感じたけど、こういうのも苦手。

が、みんな結構大絶賛なんだな。
なんだろう、この違和感。

辻仁成にせよ、このお話しにせよ、それがあってこれがある、という意味では必然性があるのだけど、まあ、こればかりは仕方がないです。
個人の好みということで。

クジラの彼とかレインツリ-とかおもしろかったんだけどなー。
最近、ちょっと騒がれすぎ...?






米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」

超おもしろかった。この人のお話しは、初めて。
おもしろいといっても笑いがあるおもしろいではもちろんない。
興味深いとか、そっち。
静謐で凜とした。
だけど、小難しいということもなく。
桜庭一樹の感触に似ていた。
もっと読みたい。


佐藤友哉「333のテッペン」

文章は苦手。
こういうの流行ってるんだろうな。
っていうか、イチイチこういうめんどくさい思考回路の人が多いということなのかな。
いや、闇の部分との対比としてわざとのような気もするけど。
本来はしない無駄な思考をすることで、間延びして日常をやり過ごすような。
いろいろな意味で不思議な小説で、いろいろな意味で、消化不良感の残る部分のある小説だった。
他のものを読んでみるべきか否か...
とりあえずこれはシリーズになっているようだから、それは読んでみたい。


道尾秀介「光の箱」

かわいい話。
ちょっと構成がわかりづらいところもあったけど。
うわ、もっと読んでみたい!とはならなかったけど。


本多孝好「ここじゃない場所」

普通。
悪くない。
けど、特別良いとも思わなかった。
心が動かない感じ。
けど、MISSINGでこの人とは縁がなさそうだと思った私にしては抵抗なく読めただけで、十分OK。



こういうアンソロジーは、拾いものがあるので、大好き。
感触としては、尻すぼみ。


☆☆☆+


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌


プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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