読書記憶+

 
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ボストンリーガル #1-8 サンタの代理人

防備録なので,もうネタバレとかいう時限をはるかに超えて,いきなり核心つくので,注意してください。



#1-8 サンタの代理人

アラン太りすぎ。
そんなんだから,言われるんだよ。「あんなデブ」ってブラッドに。
最初,プラクティスに出てきたときは,あんなに太ってなかったはず。

しかも,スタッフミーティングにサンタの扮装でエルモ連れってどうよ。
し,そもそもスタッフミーティングとか言って,あのメンツでいいのか?とか?


プラクティスのスピンオフだけど,基本路線としてはアリー。
暖色系の画面に,陽気な音楽。
奇妙な依頼と裏技のような正論や,裏技そのものの勝利。


今回の依頼人は,ゲイで女装癖のあるサンタ。
と,妻を殺すと言っている患者がいるけど守秘義務と板挟みの精神科医。

前者はアリー的に,後者はプラクティス的に終わる。
そう考えると,矛盾するようだけど,民事だとアリー的,刑事だとプラクティス的なのか,も?


このサンタネタ。
アリーでは黒人でスタイルのいい男女カップルのサンタのために解雇されたトラディショナルなサンタで同じような訴訟をやっていた。
そういう意味では数年を経て,より一歩進んだサンタになったと。
マスコミをたっぷり呼び込み,アピール力のある弁論によって,勝利を勝ち取る。


結局,妻を殺すと言っていた依頼人は,その妻に,殺される。
彼らが忠告したことが裏目に出た形。
守秘義務を破ってまでしたことが裏目に出る。
一方,もしも,本当に彼女が殺されていたなら,今度は守秘義務を守ったことで良心の呵責はあったかもしれない。
けど,その線引きを意志ではなく,ルールで成立させるための守秘義務でもあるのかもしれない。

いつもの,誰かと誰かの締めくくりのトークのようなシーンはなし。

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テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

殺し屋シュウ(野沢尚)

再読。
やっぱし,好き...

なんだろう。全部のピースが綺麗におさまっている感じ。
何かが突出することなく,自然に,美しく構築された物語。

そして,徹底した悪意や,徹底した悪が存在しない。
片鱗はあっても。
悪を滅ぼすとか,対決するというスタンスではなく,あくまで人の弱さや,生の価値を問うような。
やっぱり,「泣き虫の殺し屋」って,コピーだったニキータを,思い出す。
「弱虫の殺し屋」ってところだろうか。

「シュート・ミー」と「スーサイド・ヒル」が特に好き。

シュウを尾行したゆかからのメッセージが,悲しくて,胸が詰まる。
どうして,そこへたどりついてしまったのだろう。


そしてアルツハイマー。
レーガン大統領のコメントが引用されている。
「私はアルツハイマーにかかっています。そして今,人生の日没に導いてくれる旅を始めるところです。」(P.158)
大人の病として,とても適切な表現だと思う。
アメリカの大統領の演説は,とてもドラマチックで惹きつける力を持つ。

ちなみに,アルツハイマーを,ロンググッドバイとも言うらしい。
これも,淋しいけれど,素敵な表現だと思う。

痴呆や認知障害というよりも,ロンググッドバイのほうが,はるかに,優しいと思う。



この物語の雰囲気は,石田衣良に,似ている。

もしも,ドラマや,映画にするなら。
誰がシュウをやれるだろう。

普通に爽やかで,くったくのない青年。
でも過剰に爽やかな訳でもなく,適切に影を見せることのできる人。

森山未来?加瀬亮?玉木宏とか?
うーん...
どこにでもいそうで,どこにもいないシュウ。


☆☆☆☆




殺し屋シュウ

なんて,簡潔で,無駄のないタイトルだろう。
美しい。

新刊で,単行本で買った。
気に入った。

もっと続くんじゃないかと,ひそかに期待もしていた。

NIKITAを初めて見た時のような,健全な殺し屋というか。
汚れない殺し屋,という感じ。
で,記憶しているけれど。
(071029)


初めて読んだ日(030720)
☆☆☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

そして二人だけになった(森博嗣)

...なげーよ。


初の森博嗣。
長かった...
とにかく,冗長に過ぎる。

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」が苦痛だったので,これはまずい本を最初の一冊に選択したかとは思っていたけど,想像以上に苦痛だった。

が,著作も多いし,もしかしたら最後まで読んだら「何か」があるかも!
と思って頑張ったけど。

合わないんだろうな,たぶん。

もしも,これが100P程度だったら,長くても300P程度だったら,もしかしたら「おもしろい!」って言えたかもしれないけど。

550Pも使ってオチはこれですか!
と。

いや,確かに入れ子のような仕組みは想像を超えてびっくりさせてくれたけど,そのびっくりのために費やした時間を考えると,やや興ざめする。

このびっくりのために...?

解説者は,森博嗣ラブらしく,絶賛体制だったけど,私が読みたい本は,こういうのじゃないんだよなぁ。こういうのなら,シンプルに,短くお願いしたい。
あるいは,京極夏彦ほどにねっちり,積み上げて欲しい。

人間味がなくて,理屈っぽい。
各章の章末に書かれる挿話みたいなものが一番読み甲斐があったかもしれない。

人は,場面において,異なる回答をする。


...うーん。
でもあと1冊くらいは,読んでみようかなぁ...
たぶん,だめだろうなぁ。


☆☆


テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

 THE CLOSER S2 #1~5

防備録なので,もうネタバレとかいう時限をはるかに超えて,いきなり核心つくので,注意してください。

#2-1
え?え?誰?何?
って,1回目は理解不能。
ちゅか,むずいし。
関係者多すぎ。
その洞察力,さすが。

許せなかったんだなぁ。
あれで気はすんだのかなぁ。


最初,ブレンダのメイクが白くて白くて,ちょー気になった。
やばい,誰このおばさん。みたいな。

病院での最初の事情聴取。
速攻切り込むブレンダの首綱引っ張るがごとく,ガブが息子を気遣うところから入る。

ダニエルズ。年齢不詳~。
当初は30代前半くらい?と思い,次に意外と40代と思い,今日。
ちゅか,ガブはいくつだガブは。いってて30チョイと思っているのだが。




#2-2
陪審員の死にまつわる捜査。
CSIのどっかでも見た気がする事件。
マフィアがらみかと思いきや,嫁姑問題。


しかし,フリッツあんた,どんだけー?
それでも,野球ボールを忘れたのは絶対にささやかな抵抗ということでよろしかったでしょうか?
あそこまでこう言いなりになられると,羨ましいを超えて,ちょっと引く。


ブレンダおかんは,シャーロット(SATC)の義母で,カーター(ER)のおばあだった...
ちゅか,林家ぺーみたい。
カメラ片手にあっちでぱちり,こっちでぱちり。
でもって,元祖?「センキュ~」
ブレンダ母って感じ。ちょーマイペース。

彼女をエスコートするプロペンザ。35歳以上は対象外って...そうか?ほんとにそうなのか?どの口が言う?とちょっと思う。

フリンが,はじめの頃に比べてイケメンに見えるのは,演技故?


一人一人のキャラが立ってきて面白い。
けど,S1のクールさが少し消えているのが,それはそれで惜しい。
いや,まだわからないけど。
圧倒的に,笑いのシーンが増えてる。




#2-3 絡みすぎた糸
車が銃撃される。
ギャングの間違った報復。

お,おかーさま...
まだいらしたんですね?
しかも,1週間って...
フリッツ車中泊って。モーテルくらい泊まろうよ。

2-1では,1回じゃ話がわからない...と焦ったけれど,ここへきて,シンプルに落ち着いてきた。

そして,どこの家でも「お父さんには内緒」。

帰宅して,スティックチーズケーキを食す。
エクレアに恍惚状態のブレンダの気持ちがよくわかる...はぅ。





#2-4 男たちの思惑
そうか,ブレンダは,40歳なのか...
でっかい花束持ってうろつくうろつく。
言動もいつも以上に挙動不審。
もう大騒ぎ。
キャリアがあって,優しすぎる彼氏がいても,40歳は動揺するんだな...

ダメ男を愛した女の最後。
男の純情を踏みにじると危険。

今回は切れ味鋭いブレンダ節炸裂という感じはあまりない。
浪花節方向。

白髪コンビ。またも尾行班。今度はちゃんと任務をやり遂げた。
格闘する若さはない。って。肩で息しないでよー。
ちゅかだめだって,カードなんか見たら。

そしてしつこいポープ。
かるーくあしらわれて。
テイラーにまで,ふぅん?って感じで,かなり恥ずかしい。

最後は,チームのメンバーが,ケーキでサプライズ。
全体に,楽しい感じの第4話。



#2-5 特別観覧席

あいっかわらず,白髪コンビは,やってくれるなぁ。
もう,この二人が冒頭,つるんでるだけで,コメディな雰囲気。
期待に応えて,まるで番外編のように,全体がややずれてるような奇妙なこのエピ。

テイラーがおとなしくこけにされっぱなしだし,フリッツも偽フリッツ?みたいな髪型だし。
ちゅか,相変わらず顎で使われてるし。ガブは,書類整理だし。

しかし,ポープに呼び出されて,何がなんだかちんぷんかんぷんでも,もちろん知ってますとも!ってはったりかまして,二人呼び出して,ふがふが怒って,それでもチームをまとめてきっちり仕事をするあたり,でもって,きっちり代償は払わせるあたり,さすがっす。

しかしwith me! with me! with me!って連呼したりして,頭から湯気でてたなー。


かなり眠い目をこすって見たせいもあるかもしらんが,事件はイマイチよくわからないまま。
テイラーも捜査してたし,FBIまで関与させて,結局どうやって落とし前つけたのかとか。
犯人はわかったけど,イマイチよくわからないまま。

でもこれ,なかなかユニークなエピだった。



欧米ドラマ

テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

#2-8 砂漠に捨てられた女

あれ?主任は?
って,違うドラマだし。
なラスベガス編。


ザック?
なんか,大きく育ってる?
チョット目を離したすきに。
ホッジンスに挑発されて,猫パンチするシーン。
むくんでいるのか,異様に顔が腫れてる感じ。


見所は,セクシーボーンズ。
華奢な上半身と,案外,肉感的な下半身。
パンプスのぎこちなさがリアル。うまいなぁ。
ビッチ風のセクシーボーンズにブースもそりゃ息を呑んで「とてもホットだ」とか言っちゃうよね。
ブースのチョイワル風も,良かったけどね~。
しなだれかかるブレナンは,なかなかホットだった。


忘れてたけど,ブースって,ギャンブル中毒だったね,そういえば。
地獄の誘惑...
旧友が,堕ちている姿。
一歩間違えたら自分がそこにいたかもしれない。


で,数学的にギャンブルするブレナン。
でもってビギナーズラックで,ゲンを担ぐ。
二人,いいコンビだよなー。


そうそう,アンジェラとホッジンスは,特にぎくしゃくもせず?
甘さもなく?

ちゅか,あんなんで,しばらく前のファイトの過程が追えるのか?
すごいなー。テクノロジーって。


なんかBONESは,特に,事件より人間関係に,目がいく今日この頃。


最後,ホテルを後にするシーン。
ちょっとX-files思い出したりなんかして。
懐かしいなぁ。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

永遠の出口(森絵都)

永遠の出口 (集英社文庫(日本))永遠の出口 (集英社文庫(日本))
(2006/02/17)
森 絵都

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少女から,大人へ。
一枚一枚,皮がむけていく様子が,描かれている。
まっすぐなだけじゃなくて,寄り道したりしながら。

幼なじみらしい幼なじみのいない私には,ちょっと羨ましかったり。
お誕生日会が人生の一大事だったことや,教師が世界を支配していたこと。
私にもトリのように,ほんのり好きになって,でも叶わないまま終わった男の子がいたな,と思ったり。
よく,あのとき私は踏みとどまったなって,不思議に思ったり。
みんなにさよならをして,あんなに不安で哀しかったのに,新しい土地で,やっぱり新しい人間関係は始まって,いつか,距離に負けること。

保田君。
自分を認めてくれる,つながっていると思っていた人と離れていく時のあの辛さ。
そして,後に,こんなふうに間抜けに,でも真摯に向き合えて,良かった!
って。物語だし...
でも。なんか,くるものがある。
あの,ジタバタした感じ。
ひたすら,まっすぐに,追いかけてしまう。
ああいうの,今も私にあるのかな。
あっても困る気がするけど。
ないのも淋しい。


P.323の,50億年後に,地球がなくなると知ったときに思い浮かべるすべてのものが。
その列記に圧倒される。
私は,もう少し小さいときにそのことを想像したから,こんなふうにリアルに思い浮かべられなかったけど,でも,地球ごとなくなってしまうという事実は,とてつもなく,重かったって,思い出す。

懐かしい。
あの頃のこと。
そういうのが,きっちり盛り込まれてる。

短いエピローグが効いている。
できすぎでもなく,力の抜けた,現在。
一言一句が,浸みる。

「どんな未来もありえたのだ,と今となっては思う。」
とか。
「これが,今の私の到達地点だ。」
とか。

「生きれば生きるだけ,なにはさておき,人は図太くもなっていくのだろう。」

この言葉を,実感をもって頷けるような今,読めて良かった。

人生は続いていく。
息絶えるその日まで。
困難を切り抜ける力も,やりすごす図太さも。
苦しい時も,いつかはまた笑えるって,知ってるから。

☆☆☆☆


以下,抜き書き。

 

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

人のセックスを笑うな(山崎ナオコーラ)


人のセックスを笑うな (河出文庫)人のセックスを笑うな (河出文庫)
(2006/10/05)
山崎 ナオコーラ

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なんて興味深いタイトルとふざけた名前だ。
と,それだけで興味を惹かれてはいた。

たいていの場合,ふざけた名前はそれだけで,やや却下の対象なんだけど。


20歳年上の恋人。
なんてニュートラルに物事を受け入れられるやつだ。
すでに老成しているともいえる。
恋に浮かれることなく,客観的に観察し,そしてその恋が終わった時にはきちんと悲しむことのできる男。
他愛ない物語なのに,読了できなかった東京タワーとはうらはらに,終わりまで一気に読める。
距離感と世界観がとても清々しく気持ちがいい。
過度に感情に溺れることなく,だけど,鈍いのではなく,きちんと抑制された感じ。
これは,今後が楽しみ。

☆☆☆☆

以下,抜き書き。

 

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動機(横山秀夫)

短編集

「動機」
警官であることが,すべてという生き方の是非。
なくなった25冊の手帳。
捜査する人間と,管理する人間の軋轢。


「逆転の夏」
自分の人生を守るために,人生を滅茶苦茶にした男。
一瞬の気の迷いが,誘惑によって,簡単に,転落する。
復讐。
かけひき。
裁く人,世論,残された人。

「ネタ元」
女だから。
男の世界で生きていくときに,おそらく,一度は女なら考える。
私が女だから。
本当は,性別は関係ないのに。
自分の心が,性別にとらわれていく。
私が女だから。それとも,私が無能だから。
誰にも答えはわからないし,時々できっと答えは違う。
女を上手に使うこと,使わないこと。

「密室の人」
珍しく,愛についての物語。


☆☆☆





テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

#2-7 幼きクイーンの悲劇

うわっ。ブース,やな感じ...
「約束」破ったの?
それとも,「来る?」って目で誘われて一瞬その気になったけど,やっぱ寝るだけより,ブレナンといたほうが楽しいから,行くのやめよう。って思った話?
あちこち目移りしてることより,そっちのがびみょー。なんだけど。
カムが気の毒...


コンテストガールの話。
ホッジンスも,むろんもちろん,何事もなくいる。
白人って,小さい時,恐ろしく綺麗だから,ああいうコンテストが流行っちゃうんだなぁ。
ダンス教室の女の子たちは,本気度が低そうで,かわいかった。
ブレナンが,全く容赦なく専門的に話し出して,きょっとーんってなるのがまたかわいい。

黒づくしの彼は,親とうまくいっていないのに,コンテストのお手伝いはするって,やっぱなんかちょっと将来が不安。みたいな。

結局は,事故だったというのは救いだったけど,お父さんが愛した娘は,死ぬ以前にもういなかったんだね...
美が権力。多かれ少なかれ,現実的な気がする。

でもって,君はいじる必要がない。とかって,かるーく,ジャブ?
ブレナンって,確かに骨格よさそう。
ちょっと個性的な美人って感じだけど。エラが?

で。最高のデートだったから,友達に戻りましょう。
アンジェラの理性は,たいしたものだなぁ。
っていうか。髭とキスするって,なんかちょっといや。
何ヶ月もあんな感じだったのか...周りも大変だな。

ここしばらく,チーム内色恋が盛んで,なんかちょっと違うドラマ見てるような?


テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

スイートリトルライズ(江國香織)

むー。
読み始めて,ああ,これは読んだことがある。と気づいた。遅い。
発行日からすると,どうやら私はわざわざ単行本でこれを読んだらしい。

そして,私はこの物語がおおむね,苦手。
スイートリトルライズのタイトル通り,甘ったるい人間たちが,甘ったるい恋をする。
伝統的な言い方では,不倫。
でも,なんとなく,婚外恋愛というような雰囲気の,甘さ。
甘さは,心地よい甘さではなく,むしろ人間として甘いとさえ感じるような,どこかふわふわと現実感のない,恋。
特にしほの無邪気で無防備に愛らしい様子に,イライラする。

結婚しているから恋をするべきではないとは別に言わないけど。
どこか,ばかげてつまらないと,つい思う。

春男が一番,いい。
私は,屈託がなくて,シンプルで,馬鹿な男が好き。なようだ。

P.38
女の子というのが,こんなふうに感情を躊躇なくおもてにだせる勇敢な生き物だということを,聡はひさしぶりに思いだした。


☆☆



江國香織らしい小説。
いや,いつもぶれずに,江國香織なんだけど。

でもあれだなー。「きらきらひかる」はやっぱすごいんだなー。
(20040814)


☆☆

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魂萌え!(桐野夏生)

突然未亡人になって,自分探しを始める主婦の,お母さんの話。

ひ,人ごととは思えない...
父親が突然死んだとき,相続争いに万が一なったらどうしようと,青ざめる。
たぶん,だいじょうぶだけど。

ある意味,人妻というカテゴリにいることで,安泰な日常から,一転して,子供は好き勝手言うわ,愛人は出てくるわ,夫の男友達たちといろいろさや当てが始まるわ,女友達とも,もめ出すわ。
一気にステージが変わって,右往左往しながら,たくましく,新しい日常に飛び出していく。

私だって,人に言えないことはある。
誰にだってそれはあって,そういう恥をも抱き込んで人は生きていく。

ホワイト桐野作品らしい。
これでもホワイト...
うん。まあある意味,超健全だよね...
おもしろかった!

☆☆☆

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

ただのメモ(2007年11月)

□プラクティスS2
・SATCのスタンフォード(Willie Garson)<検事役でちょっと出た。
・CSI NYのステラ(Melina Kanakaredes)<あんまり変わらない。最初出てきた時,すぐに気づかなかったのは髪型が野暮ったかったせいか。ラストシーンでは,今とおんなじ。

・ここでは,「黒人で,片足」ボストンリーガルでは「黒人で,小さい」だけでは,犯人は特定できないって,同じようなやり方で無罪にしてる。



□11月
・BONES

・CLOSER

・ボストンリーガル
 やっぱ,おもしろいわー。D・E・ケリーは,鉄板だなー。
 タラが好き。
 ホッジンス発見。

・Brother and sisters S1
 キャリスタに,6Feet underのブレンダ。
 叔父はCIA系のドラマのどれかでみたような。
 番組でご一緒するのは,彼だな。便利な元彼の,彼だ。
 いかにも脇役顔の父,および彼氏はすぐにいなくなる。ようだ。 
 こういう普通のドラマ,久しぶりに楽しみ!
 
・プラクティスS2(帯)
 帯は辛い...でも,やっと初期が見られて嬉しい。
 なんでDVDとかならんのだろう。

・ミディアム S1
 アリソンがどんどん大きくなっていないか?

・HOUSE S2
 診断が二転三転していく過程が,ちょっと間延びする...関係性に重点を置いたエピはおもしろいんだがなー。ちょっと当たりはずれがでかい。

・NCIS S2
 ちゅかディノッゾが謎。S1見てたらもう少し何か違ったんだろうか。
 でも「逃亡者トニー」は,全体にいいエピだったなー。
 ちょっと当たりはずれがでかい。
 
・HEROS
 びみょー。

・CSI マイアミS3
 



...多すぎ。

テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

エミリー(嶽本野ばら)

野ばらっていう名前と,ロリータファッションというキーワードで,食わず嫌い。
なんとなく,手に取り,なんとなく読んだら,案外おもしろかった。
食わず嫌い克服強化月間?
こういう,こだわり,耽美的な小説を本当に楽しむにはけっこう,心と体に余裕が欲しいな,と思う。
ましてやそれを実践する生活っていうのは...
私にはできないなー。

「レディメイド」
理屈っぽい,少し変わり者の男と,果敢に挑戦する女。
惹かれあうときに,嗜好性が必ずしも一致する必要はない。

「コルセット」
なんとなく,自殺できないままに流されていく。

「エミリー」
一番長い。
いじめられる少女の支えとしてのロリータファッション。
残酷な,同級生たち。そして,彼にとっての先輩。
彼の絵を認めて,手を差し伸べた先輩が,一方で,そこまで残酷になれるのか,と小説だとわかっていながら,怒ったり。
群れることで,自分を正当化するしかできない人間に比べて,彼らのなんと大人なことか。

ロリータファッションやゲイというものの,ある種の特殊性を超えて,普遍的に,人間が求める,必要とするものを書いたような,物語。


P.180
「やっていいことと悪いことがあるんだよ。やり過ぎなんだよ。クソ野郎。~」



☆☆☆☆

テーマ : 読んだ本。    ジャンル : 本・雑誌

#2-6 スイートルームの女

なんだ,カムは,元鞘狙いか..そりゃ失礼しました。
んー。結構,普通の女なんだな。ちょっと買いかぶっていた。
別れた男にはもっとドライで利己的かと<ほめている。

っていうか。
ばれてるし。
っていうか,ばれるように,し向けてるし?

でもって,ここへきてまたしきりと,私を通せ,通せって言ってるのは,なんだろう。


ホッジンスとアンジェラ。
もういいから,早く,ステディな関係になってはどうだろうか。
この二人なら展開は早いと思っていたのに。
ホッジンス,ボストン・リーガルでは,オーブンにフォーク突っ込んだ,アホな兄ちゃん役で,でてた。声で,わかった自分が,ちょっと。


外交官特権と,国務省の体質と,身体的特徴についてのスタンス。

クローザーでも似たような話はあったけど。
南米で裁判受けるより,合衆国で裁かれる方が,はるかにいいんだな,やはり。

まあ,殺された女の子もビッチだったが,そのビッチのために巻き込まれた4人は浮かばれないし,仕方がないとはいえ。
正義のために生きてきた人が,そのビッチのために,というかビッチに誘惑される馬鹿な男ども(夫と息子だけど)のためにすべてを失うってのも,なんか,気の毒な話。


ハッタリをどこまで許容するかは,かなり個人差の大きいところとは思うが,実利優先のカム,証拠がすべてのブレナン,それぞれのスタンスがこれ以上なくわかりやすく描かれた。
でもって,嫁姑戦争の狭間にいるようなブース。

ホッジンス,黒服に連れて行かれるようなコードをなぜ君は知っているんだ?


テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ

これから読みたい本

ちょっとメモ。

・なぎさの媚薬(重松清)

・犬と私の10の約束(川口 晴)←男だそうだ
 
・5(佐藤正午)

・無限カノン3部作(島田雅彦)
 彗星の恋人,美しい魂,エトロムの恋

・象の消滅(村上春樹)

インストール(綿矢りさ)

ほう。
おもしろいじゃないか。

文字が少ない文庫本に,古本待ちしてたけど。
勢いとリズムがあって,なかなかいい。

解説にもあったけど,P.17~P.18にかけての,「17歳の自分」を表現した箇所は,秀逸。
まさに,17歳を,的確に書いている。

それは,17歳だけじゃなくて,19歳にも,25歳にもある意味,当てはまるけれど,でも,17歳っていうのは,確かにそういう側面を意識する最初の年齢の気がする。


17歳,インストール,女子高生と小学生,そんなような言葉に先入観を持っていたけど,スピード感があって,本質的なことがきちんと捉えられた,読み応えのある小説だった。


「You can keep it」もなかなかユニーク。
彼が,孤独になる前に,救われて,ほっとした。


☆☆☆

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ナナイロノコイ

「ドラジェ」(江國香織)
短編なのに,二つの視線を絡めて描き出す。

「そしてふたたび,私たちのこと」(角田光代)
ふむ。評価が定められないなぁ。相変わらず。
これは,とても,好きだった。
女3人。高校時代から延々つるむ。
男の好みもバラバラで。
不倫をしたり,絶交したり。
女の友情は案外厚い。
いついかなるときも,結局は,女のことは女のほうがわかるのだ。

ワカコとユリエといると一緒にいると,もうこの先ずっと恋人なんかできなくたっていいやと,卒業をおそれる高校生のように私は思った。(P.49)

とかなんとか。他にもいろいろ名言。
身につまされるというか,全く同感というか。
恋もいいけど,女同士でつるむのは,全く別の幸せがある。

「これっきり」(谷村志穂)
シチュエーションは全く違うけど。
私にもそんなような友達はいたし,そんなふうに身勝手な恋の仕方をしたこともある。
変わらない人がいて。
変わる人がいる。
ただそれだけのこと。
でもそれによって,別れの時がくる。

「くらげ」(ミーヨン)
話の流れとしては,まあ,なんだろう,フランスっぽい感じ?
文章の持つリズムか,言葉の選び方か。
何が理由かはちょっとよくわからないけど,不思議に惹かれる物語だった。

(I was born in ソウル・パリ・東京,LOVE LAND-わたしを立ち止まらせてくれたあなたに,いまここにいるよ,月と太陽と詩と野菜)

「手のひらの雪のように」(唯川恵)
いやいや。ちょっと都合よすぎでないかい?

☆☆☆



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夜夢(柴田よしき)

よるゆめ

短編集
9の物語。
ミステリ,ホラー,不思議系,いろいろ。

「夕焼け小焼け」
一番,好きだった。
ミステリでもホラーでもなく。
一人の女の,たどり着いた終わり。
切なくて,悲しい。
帰っていく場所。

「顔」
きっかけはささいなこと。

「願い」
人は騙されたいと思った時に騙される。(P.356)


ジャンルがバラバラだから,好きとイマイチの振れ幅が大きい短編集

☆☆☆

ああ,もっと本を読みたい。

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#2-5 嘘に溶けた真実

ブースったら...

って。見終わって最初の感想。


事件は,二つの家庭プラス妊娠した愛人のいた男の殺人事件。
嘘に溶けた真実っていうか,遺体が溶けてるし。

ああいう,化学薬品に使っていた場合,どういう具合に腐食するのかちょっと気になった。
一定に影響するわけじゃないんだなー。と。
だって,ゴム手袋なんか真っ先に溶けそうなのに,指紋が採れるほどに残ってるってさー。

女たちは怒りの共謀ってことなんだろうなー。
巧みな演技力で,ブースとブレナンを煙に巻く。
そこへボスが絡んで,事件の真相は二転三転風。

さらに,ブースの私生活方向でも二転三転で,盛りだくさん。

レベッカはキュートな人だなぁと,あらためて思う。
中の人も,役の上でも。
独特に魅力的。

できちゃった結婚する女ではありたくなかった。
今も好き。だけど結婚するタイミングではもうない。

潔くて,たくましくて,魅力的。


カミーラもかわいかったなー。
ラストシーン。
笑うとほんとにかわいらしい人。
元鞘狙いでは...ないね?

ブレナンはブレナンで,体だけの関係だってありでしょー?とか言いつつ,ブースが傷ついてるって,フォローしたりして,ちょっと人間っぽい。いや,人間だけど。

体だけの関係...心ゼロって,実際あり得ないだろう。3ミリはあると思うんだけどなぁ。
そんなとき,ないのは心より,共に過ごす「将来」ではないかと。


レベッカが電話がでたら,ボーンズがどう思うか気にするくせに。
体だけだって自分を欺くことはできても,それで大事なものを失いかねないとか言ってるくせにねぇ。
ま,そういうことだから。とか言って,意味深に見るくせに。

寝ちゃうんだー,みたいな?
魅力的なものがそこにあると,手にせずにはいられないんだねぇっていう。

そういうあたり,なんちゅか,まあ,ある意味リアル。
男って馬鹿だから的。

惹かれてはいるけど,だからってすんなりそこへたどりつくことばかりでもなくって,寄り道や途中下車も起こりうるっていう。

いやいやS2はおもしろいなー。


テーマ : 海外ドラマ(欧米)    ジャンル : テレビ・ラジオ


プロフィール

きよ

Author:きよ
100冊強/年程度の読書量。
せっかく,ずっとメモしていた読書記録を残そうかと。
過去15年くらい,どこまでさかのぼれるか,挑戦。あくまで手元のメモを元にしているので,過去になるほど,てきとー。
近頃、ドラマ三昧。
ドラマレビューの台詞は、超意訳の場合がほとんどです。
コメントも、ありがたいです。どうぞご遠慮なく。

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